今回はアーセナル移籍が決まったガブリエウ・ジェズス選手について書いていきたいと思います。
経歴
ガブリエウ・ジェズス(ガブリエウ・フェルナンド・ジ・ジェズス)選手は2013年にパルメイラスの下部組織に入団。2015年にトップチームデビューを果たすと、ブラジルサッカー連盟のゴールデンボーイ賞を受賞。翌シーズンにはブラジル全国選手権で12ゴールを挙げる等、22年ぶりの優勝に大きく貢献。それを置き土産に予め決まっていたマンチェスターシティに移籍することとなります。
そして加入後はグアルディオラ監督の戦術に見事フィットしいきなり半年で7ゴールを挙げ当時エースであったアグエロへ挑戦状を突き付けますが、その後はチームの戦術に見事適応したアグエロ、そして怪我により満足な結果を残せずにいます。
また今シーズンアグエロが退団(バルセロナへ)したことで新エースとして期待されましたが監督は0トップシステムを選択。それでもウイングでの適応や戦術理解力の高さを見せつけリーグ優勝に貢献するものの、オフにはハーランドが加入。
自身がより輝く場所を求め、かつてシティのアシスタントコーチとして辣腕を振るっていたアルテタ監督のアーセナルに移籍することとなりました。
①圧倒的なオフザボールの質と高い共有力
ジェズス選手の特長は圧倒的なオフザボールの質と高い共有力です。
オフザボールの質が非常に高く、裏への飛び出しだけでは無く、敢えて止まってスペースを作る動き、ライン間へ現われる動きなど様々なオフザボールで相手を幻惑し、相手のディフェンスの弱点に侵入していきます。
またスペースメイクにも長け、ディフェンスを引き付けて味方のフィニッシュコースを作ったり、共有力も高い為瞬間的なコンビネーションで崩す動きも巧みに行えます。
その為シティでは右ウイングでも機能しており、見事な連携を見せチームの攻撃バリエーションを増やしていました。
非常にサッカーIQが高く、味方とゴールへの絵が共有できる選手であると言えます。
②個の力を考えると
反面個の力を考えると物足りない部分はあります。スピード、技術、フィジカル共に優秀ではあるものの世界トップレベルと言えばそうでは無く、孤立した時に個で打開できるような武器は持ち合わせていません。
その為しっかりと攻撃戦術が整備されているチームで最大限能力を発揮出来る選手であり、個頼みのチームでは苦しむ事が予想されます。
それでも近年は単独のドリブル突破からゴールを決める等個でも輝きを放っており、近い将来世界トップレベルセンタフォワードに君臨してもおかしくないポテンシャルは持ち合わせています。
③自身を理解している監督の元に
気になる新天地での起用法ですが、直近の親善試合ではセンタフォワードで起用され2ゴールを挙げ早速好調であることをアピール出来ています。
ラカゼットが去った今(リヨンへ)、センタフォワードはまだまだ未知数なエンケティアと粗削りなバログンの身なのでジェズスはチームの得点源としての動きが期待されます。
またシティ時代に師事したアルテタ監督、そして同胞のマルティネッリ、共有力が高いウーデゴール、サカ、スミス・ロウと2列目は非常に魅力的なタレントは揃っており、得点が量産される下地は出来上がっており、新シーズン更なるブレイクが期待される選手でもあります。
チャンピオンズリーグ、プレミアリーグ優勝に常に絡んでいるシティの環境を捨て、チャレンジするチームの加入を決めたジェズス選手。活躍の土台は出来上がっている為、あとはいかにチームへのフィットを早めていくか、アーセナルのCL出場権獲得は彼の活躍に懸かっているといっても過言ではないでしょう。
では
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