今回はチェルシー移籍が決定したロメル・ルカク選手について書いていきたいと思います。
今回は改訂版です。プレースタイルの成長や役割の違いを中心に書いていきます。
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①クラブ史上最高額で復帰
2011年当時18歳であったルカク選手はベルギーリーグ得点王を引っ提げチェルシーに移籍してきました。しかしフェルナンド・トーレス、ドログバの壁は厚く、更に指揮官のボラス監督との不和もあり出場機会が殆ど得られない状況になります。
その後WBAで躍進し意気揚々とチェルシーに戻ったもののモウリーニョ監督の信頼を得るには至らず、エバートンに移籍することとなりその後チェルシーでプレーすることはありませんでした。
しかしそこから8年経ちキャリアを積み重ねインテルでセリエA優勝&MVPを獲得し、世界最高峰のセンターフォワードとして再びチェルシーに戻ってくる事になりました。移籍金はクラブ史上最高額の9750万£で、クラブの攻撃陣を引っ張る存在としての期待が伺い知れます。
②様々なプラス要素をもたらす加入
ルカク選手の加入はクラブに様々なプラス要素をもたらします。まず昨シーズンチャンピオンズリーグ優勝&4位と途中就任ながら素晴らしい仕事を果たしたトゥヘル監督ですが、問題となったのは得点力アップでした。
ヴェルナーが環境に馴染めず自信を失い不安定なパフォーマンスを見せると、ジルーはポストプレーでの活躍は見せるものの決定力には欠け、エイブラハムはチーム戦術で自分の居場所を見つけることが出来ず、慢性的な得点力不足に陥りました。結局二桁得点者はおらず(4位以内で終えられたチームは110年ぶりらしいです)得点力の高いフォワードの獲得を熱望するに至ります。
その点ではルカク選手はエバートンで67ゴール、マンチェスターユナイテッドでは28ゴールを挙げプレミアリーグでの実績も十分、さらに9シーズン連続で二桁得点(しかもインテルではどちらも20ゴール超え)と実績は十分です。
さらにスペースの使い方に定評があるクレバーなプレーを見せる選手で、昨シーズンはポストプレーに磨きがかかり体を張ってボールをキープすることも出来るFWとして成長しており、高さ、早さ、強さを兼ね備えたチームの課題全てを解決し得る能力を持った選手です。
1トップで2列目を生かすことは勿論のこと、ヴェルナーとの2トップ起用も期待出来ます。
③ストライカーの呪縛
しかしチェルシーには「ストライカーの呪縛」が常に付きまとっており、クラブのレジェンドのドログバが退団後、数々のストライカーが苦労と挫折を味わいました。直近で活躍したのは2016-2017シーズンのプレミアリーグ優勝に貢献したヂエゴ・コスタぐらいで、彼も最後はケンカ別れのように退団していきました。
シェフチェンコ、フェルナンド・トーレス、モラタ、イグアイン。失敗に終わった彼らの二の足を踏まないように祈っています。ただ現状では怪我以外の不安要素はほぼ無く大いに期待していいと思います。
5シーズンぶりの優勝への切り札として加入したルカク選手。新シーズンの活躍を期待しています。
では
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