今回はマンチェスターユナイテッド所属のクリスティアーノ・ロナウド選手について書いていきたいと思います。
今回は改訂版です。プレースタイルの成長や役割の違いを中心に書いていきます。
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①序盤は変わらぬ決定力を見せるも
クリスティアーノ・ロナウドのマンチェスターユナイテッド復帰。かつて黄金期を過ごした英雄の愛するクラブへの帰還は今夏大きな話題を呼び注目されました。
実際復帰後初スタメンとなったニューカッスル戦では2ゴール、ウェストハム戦でもゴールを決め健在ぶりを証明すると、チャンピオンズリーグではいきなりヤングボーイズに敗北する失態を喫するもその後のビジャレアル、アタランタ戦では決勝ゴール、そしてリターンマッチとなったアタランタ戦では2ゴールを挙げ敗戦から救う活躍を果たし、チームのグループリーグ突破に大きく貢献します。
しかしリーグ戦ではその後中々得点は奪えず、12節のワトフォード戦での大敗でスールシャール監督が解任されてからは徐々にリズムが狂うことに。
ラングニック新監督はインテンシティーの激しいスタイルを導入。ロナウド選手もそれに適応すべくプレーしていましたがその「変わり過ぎた」スタイルに選手が明らかな戸惑いを見せ、特にビルドアップがままならない状況に。更に「速い攻撃」に拘り過ぎるあまり個の判断も間違うこととなり、ある意味良さにもなっていた「アドリブ」も無くなることになってしまいました。
その影響はロナウド選手にも波及し、周りの選手の視野が狭くなっているので良質なパスが回ってこない状況が続き、6試合連続ノーゴールの不振に陥ります。さらにいつも入るはずのゴールが入らず「神通力」も切れている状態で、今やユナイテッド不振の「元凶」とされてしまっています。(しかし先日のトッテナム戦では圧巻のハットトリックを達成。これで波に乗れればいいのですが、、、。)
②「ゴール」のみが評価基準に
正直現状のロナウド選手のプレーを紐解くとそれほど悪いとは言い切れません。以前よりシンプルにプレーを行っており、レイオフの落としやサイドでのはたきなどの精度は非常に高いです。またユベントス時代までの悪癖だったボールが来なければサイドで無駄にボールをこねることも減ってきており、「世界一」ともされるオフザボールの質はそのままです。また守備でもファーストディフェンダーとして機能しており、正直フットボーラーとしては今の方が洗練されていると言えます。
しかしこれまでロナウド選手が世界最高と言われてきたのはプレーの質<ゴールの数であることは明確で、ロナウド選手自身もそれを評価基準として来た節があります。
その為自身がどれほど酷いプレーをしていようがゴールを決めればOK、そしてどれほどいいプレーを見せようがゴールが無ければ0点というある意味極端な評価基準がロナウド選手にはあり、今回はそれが見事に裏目に出た形となっています。
ゴールにより全ての道を切り開いてきたスーパースターならではの評価ですね。
③「孤高」から「チームリーダー」に
しかしロナウド選手自身も課題が無いわけではありません。これまでレアルマドリード、ユベントスと「孤高」な存在として扱われていたロナウド選手でしたが(ユベントスのAll or Nothingでも余りチームメイトと共にいる姿はありませんでした。)、ユナイテッドではセルヒオ・ラモスやキエッリーニ等リーダークラスがおらず、自身が最も後輩たちにユナイテッドというクラブを伝えないといけない立場にあります。
しかし報道にもありましたがどうも一部の若手選手との関係がうまく行っていないようで、キャプテンであるマグワイアとの微妙な関係もあり、まだまだ「チームリーダー」になり切れていません。以前にも書きましたがいかにチームリーダーとして振舞い(ストイックなだけではダメです。)、引っ張っていける存在になれるかが今後の彼の価値に大きく関わってくると思われます。
ベテラン選手はチームでの自分の振舞い方やプロとしての姿勢でも見せなければなりません。現在のイブラヒモビッチ選手(ACミラン)やダニエウ・アウベス選手(バルセロナ)のようにチームを再浮上する存在になれるのか、その振る舞いが注目されます。
では
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