今回は今シーズン限りのユベントス退団が決まったジョルジョ・キエッリーニ選手について書いていきたいと思います。
1回では書ききれない為、3回に分けていきます。
2回目はユベントス中期(2007~2018)時代です。
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①センターバックとしての才能が開花
2007-2008シーズンからセリエAに復帰したキエッリーニ選手はセンターバックとして開幕を迎え、さらにカバーリングやポジショニング、そしてフィードを磨きその才能を開花させ、世界最高峰のモダンなセンターバックとして成長していきます。
激しいプレースタイルから怪我による離脱や出場停止、レグロッタ―リエ、カンナバーロ、ボヌッチ、バルザーリと毎シーズンパートナーが変わる事はあったものの上位定着に苦しむチームにおいて安定した守備を披露。
特にボヌッチに対しては2010年に鳴り物入りで加入するも不安定なプレーを見せる中、バルザーリと共にこの若き守護者をサポート。彼がワールドクラスにまで上り詰めたのはキエッリーニ選手の存在も大きかったと思います。
それでもユベントスは補強の失敗や毎年のように行われる監督交代等、プラン無き強化策もあり、自身の成長と評価とは裏腹にタイトルとは無縁の年を送っていました。
②守備版BBC
しかし2011-2012シーズンにアントニオ・コンテ監督が就任すると状況は一変します。その妥協を許さない性格やサッカー観はキエッリーニ選手にもフィットしたようで、彼が就任した1年目は20失点で無敗優勝と歴史的なシーズンを送ると、その後は3バックの導入もあり左センターバックとしてプレー。真ん中のボヌッチ、右のバルザーリと抜群の連携を見せ堅守を維持していたことから、当時レアルマドリードで猛威を誇っていたユニットBBC(ベンゼマ、ベイル、クリスティアーノ・ロナウド)をなぞって、守備版BBCと評されました。
その後ユベントスはアッレグリ監督の元セリエAで圧倒的な強さを誇るものの、チャンピオンズリーグでは2014-2015シーズン、2016-2017シーズンに決勝に進出するもバルセロナ、レアルマドリードに敗退。
キエッリーニ選手も2014-2015シーズン決勝は負傷による欠場、2016-2017シーズンには4失点大敗を喫する等満足する試合を行えたとは言えませんでした。
③中々成果が出ない代表戦
しかしクラブでの成功の傍ら代表では中々成果は出ませんでした。初めての大舞台となったユーロ2008では、大会前に守備の柱であったカンナバーロを練習中に怪我をさせてしまい批判の的に。それでも彼の穴を埋める活躍を見せるも準々決勝でスペインに敗退します。
そして前回大会優勝チームとして臨んだ2010W杯では低調な出来に終わりグループリーグ敗退、続くユーロ2012ではグループリーグは全試合に出場するも肉離れで準決勝を欠場するも準決勝では復帰。しかし決勝のスペイン戦では前半途中に負傷交代しチームの大敗を見守る事しか出来ませんでした。
2014年W杯はスアレスに噛みつかれた選手として有名に。しかしコスタリカに歴史的なジャイアントキリングを起こされ、ウルグアイ戦にも敗北。2大会連続でグループリーグ敗退を喫します。
しかしユーロ2016ではラウンド16で前回王者スペインを下す先制点を決め勝利の立役者に。ただ続くドイツ戦では120分間死闘を繰り広げるもPK戦直前にザザと交代し、再びチームの敗退を見守ることしか出来ませんでした。
上記のように代表でのタイトルに恵まれないまま2018年、キエッリーニ選手は自身のキャリアの集大成としてW杯予選に臨む事となりました。
では
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