今回はユベントス所属のクリスティアーノ・ロナウド選手について書いていきたいと思います。1回では書ききれない為、3回に分けていきます。
1、2回目はコチラ
3回目はユベントス時代(2018-)です。
①利害の一致
レアルマドリードのペレス会長と袂を分けたロナウド選手は移籍金1億ユーロでセリエAの名門ユベントスへ移籍します。
兼ねてからチャンピオンズリーグ制覇を渇望し、経験豊富なスター選手を欲しがっていたユベントス、常時タイトル争いを行えるチームを求めたロナウド選手の利害が一致した形となります。
さらにユベントスは力を落としていたセリエAの復権のアイコンを手に入れ、ソリッドでストイックなチームカラーを更に強めるなどヨーロッパ内での注目も上げていきます。
②難しい共存
絶対的なエースとして加入したロナウド選手ですが、そこには若き才能との共存の難しさがありました。パウロ・ディバラ選手です。
DFと駆け引きして空いているスペースに飛び込むロナウド選手と、ライン間でボールを引き出しドリブルで仕掛けたりシュート精度で勝負するディバラ選手はどちらも「使われる」側の選手で相性は決してよくありません。
マンジュキッチ選手やイグアイン選手などスペースメイクやポストプレーに秀でた選手がいることで今まで共存してきましたが根本的な解決にはなっていません。
ユベントスの今後はこの2人の連携構築にかかっていると思われます。
③問われる資質
またユベントスではよりチームリーダーとしての役割が求められていると思います。レアルマドリードでは孤高の存在としての印象は強かったですが、その豊富な経験でより周りを引っ張る能力、資質が求められていると思われます。
ポルトガル代表ではキャプテンとして申し分ない働きを見せているため資質は十分にあると思います。また違うロナウド選手を見ることが出来るかもしれません。
ベテランの域に入りながらなお進化を続けるロナウド選手。今後もスーパーな活躍を期待したいです。
では