今回は主要欧州リーグの2021~2022シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第13回目は「 ユベントス」です。
主な加入選手
ペリン(←ジェノア)
ペッレグリーニ(←ジェノア)
ルガーニ(←カリアリ)
デ・シリオ(←リヨン)
ロカテッリ(←サッスオーロ)
カイオ・ジョルジ(←サントス)
主な放出選手
フラボッタ(→ヴェローナ)
デミラル(→アタランタ)
予想フォーメーション
①大エースとの決別
3シーズンで公式戦101ゴールと驚異的な得点力を発揮していた「大エース」ロナウドのマンチェスターユナイテッド退団。彼を維持できる資金が無かったとは言え、ピッチ上での痛手は相当なものがあります。
そしてクラブ側は同時に巨大な「広告塔」を失った形になり、クラブエンブレムをロゴ風に変える等近年ブランドイメージの向上を図っていた経営陣は、コロナ禍での収益減少やチャンピオンズリーグ上位進出が出来ず、スクデットすら失ってしまった近年のピッチ上でのイメージの悪化、更に欧州スーパーリーグへの参加表明で失敗に終わりそうな近年の戦略を見直さざるを得ない状況にあります。
②新指揮官の手腕に懸かる
それでもユベントスを優勝候補から外せないのはアッレグリ新監督の存在です。かつてユベントスで5シーズン指揮を執り、セリエA5連覇、コッパイタリア4連覇、チャンピオンズリーグ準優勝2回を果たした名将の復帰は非常に心強い限りです。
新指揮官はここ何年か波があるシーズンを送っているディバラを中心選手として、キエーザ、モラタなど豪華アタッカー陣の組み合わせを模索しており、シーズン中盤には最適解を導いてくれそうです。
またラムジー、ダニーロを起用する等人材不足に悩むゲームメーカーにも(ラビオは適性はありそうですが本人が拒否したのかも知れません。)サッスオーロの心臓でユーロでも存在感を示していたロカテッリを獲得。そして層が薄かったサイドバックはデ・シリオ、ペッレグリーニをレンタル先から帰還させ厚みを加えました。
どちらにしても新シーズンは新指揮官の手腕に懸かっていると思われます。
③スクデット奪還へ
そんな中開幕戦は引分、そして2節は昇格組のエンポリにまさかの敗戦、ナポリにも敗戦とスタートダッシュに失敗しています。また攻守共に内容は良くなく、かなり不安な立ち上がりとなっています。
しかしアッレグリ監督は所謂「コルト・ムーゾ(ハナ差)」を勝負の哲学とし、ゴールの瞬間にライバルより先にいればいいという考えの元、前半は試験的な起用が多く地盤を固め、後半戦に一気に巻き返す傾向があり、今の所は悲観的になる必要はないでしょう。
またマンジュキッチのサイド起用やクアドラードのサイドバック起用など驚きはあるものの適材適所に沿った采配も楽しみな所です。
スクデット奪還へ。名将にはどのような道が見えているのか非常に興味深い所です。
では
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