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オール・オア・ナッシング~ユヴェントスの変革~感想【サッカー】

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今回はオール・オア・ナッシング~ユヴェントスの変革~の感想を書いていきたいと思います。

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出典:amazon.co.jp

①ベテラン選手中心のインタビュー

今作は2020‐2021シーズンのイタリアの名門ユベントスについてのドキュメンタリーで、ピルロ新監督の元、転換期にあるチームの変革の様相を表しているものとなっています。

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しかしこのシーズンはコロナ禍真っ最中で試合は無観客、そして熱が伝わりにくい中何とか一つの作品としてまとめられていたこと、そしてユベントスを知り尽くすベテラン3選手(キエッリーニボヌッチブッフォン)が中心のインタビューは伝統的なユベントスの歴史の重み、そして勝利のメンタリティーを十分に感じされるもので、ドキュメンタリーとしての完成度は非常に高いと感じさせました。

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②監督、選手の様子

また選手達の普段の様子が多く流れているのも良かったと思います。

特にキエーザは思った以上の陽キャラで、ベテラン勢に度々行為を注意されるなどお茶目な部分が多く、さらにインタビューでも中々思い切ったコメントを残しており「若者感」が溢れていました。そしてマッケニーも思っていた通りの気さくさを持っており好感が持てる人物です。

また「スーパースター」クリスティアーノ・ロナウドは正に「孤高」の存在で、彼の凄さが最大限表現されています。しかし残念なのは現在は退団しており、さらにその加入が「間違いであった」と評されていることで、ポジティブな感情は抱きにくいかと思います。正直流された時期が悪いとしか言いようがありませんが、この作品でも彼の勝利への執念、高いプロ意識をこれでもかと感じることが出来ます。

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そしてピルロ監督。良くも悪くも手探りの1年であったことは間違いなく、彼の迷いや焦りは見て取れました。特に最初の夏の移籍市場での振る舞い(スアレス獲得失敗→モラタ獲得)は印象的なもので、終始首脳陣と選手との板挟みでの中でのバランス調整に苦労していたイメージがあります。この経験を糧にして彼の次の新天地での活躍を祈っています。

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③未来に向けたプロモーションとしては

前述したようにこの作品はユベントスの伝統的な強さ、クラブの歩みを伝えるには十分な物であったと思います。しかし残念な所は他の中心選手や若手選手、そしてチームスタッフのインタビューが少ないことで(特に開幕レギュラーに起用されたフラボッタは聞いてみたかったです。)、未来に向けたプロモーションとしては若干物足りない部分はあったと思います。

 

このシーズンのユベントスは連覇が止まり結局はコッパイタリアイタリアスーパーカップ獲得に留まり満足のいくシーズンは行きませんでした。しかしチームリーダーとしての意識、そしてクラブの勝利のメンタリティを感じる為には十分過ぎる内容で、セリエAファンはともかくサッカーファンにおススメ出来る作品となっています。

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では

 

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