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ラルフ・ラングニック監督就任~スポーツディレクター色が強い「プロフェッサー」~【サッカー】

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今回はマンチェスターユナイテッド就任が決まったラルフ・ラングニック監督について書いていきます。

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Getty Images

①スポーツディレクター色が強い「プロフェッサー」

ラングニック監督は主要獲得タイトルこそは少ないもののドイツでは「プロフェッサー」と呼ばれ、現代サッカー界に多大な影響を与えた人物です。

元々革新的な監督であったのはありましたが、強烈なインパクトを残したのはRBライプツィヒ時代で、特徴的なクラブ運営(レッドブルグループ傘下)もあり一気に注目を浴びました。そしてそのスタイルは他監督にも大きく影響を与え、ナーゲルスマン(現バイエルン監督)を筆頭に、シュミット(現PSV監督)、グラスナー(現フランクフルト監督)、ローゼ(現ドルトムント監督)ヒュッター(現ボルシアMG監督)など数々の監督が彼に師事しその哲学を共有していきました。

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そして彼のスタイルは「ラングニック派」とされ、「レッドブル・スタイル」として確立。今やレッドブルグループのサッカークラブのベーススタイルとなっています。

2012年から、レッドブル・ザルツブルクRBライプツィヒの統括スポーツディレクターに就任し、2020年に辞職するまでその哲学を浸透させ新しいクラブの基礎を作る、現場だけでは無くスポーツディレクター色が強い監督であると言えます。

 

②速い攻撃と強度の高いプレス

その「ラングニック派」のスタイルは「速い攻撃と強度の高いプレス」であると言えます。「8秒以内にボールを奪い、10秒以内にゴールへ至る」と言う言葉の通り、トランジションを非常に重視しており、高い位置からの即時奪回と縦に速い攻撃を売りとしています。反面ポゼッションには拘りが無く、グアルディオラ監督等が行っているサッカースタイル(ポジショナルプレー)とは異なる点は多いですが、必要とあるならばビルドアップも構築する等柔軟性も持ち合わせています。

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またあくまでこのスタイルは選手やクラブにサッカーの原理・原則を植え付けるのが主な目的の為、監督としては試合ごとに細かな修正や戦略を練ることを怠らず、使える選手によってシステムを変える柔軟性を見せる監督です。

 

②暫定監督という立場を考えても

今回のマンチェスターユナイテッド就任ですが、大きな変化はスポーツディレクターとして行う来シーズン以降になりそうです。その為大幅な戦力の入れ替えは行わず徐々に自身のスタイルを落とし込み、チャンピオンズリーグ出場権獲得を最大の目標として戦っていくことが予想され、懸念されているロナウドがいきなりメンバーから完全に外されたりすることは無いと予想されます。(むしろ現状を考えるとロナウドの決定力は捨てがたいです。)

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そして来シーズン以降は徐々にレッドブルスタイルに移行することが予想され、ファーガソン氏との関係も気になる所です。ただユナイテッドで好まれるスタイルはレッドブルスタイルとの相性は悪くなく(共にアグレッシブでソリッドなサッカーを好む)、立ち回り次第では長年受け継がれるスタイルとなってくれそうです。

特に今後のクラブを背負うラッシュフォードやグリーンウッドのプレースタイルの変化は楽しみで仕方が無いです。

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クラブの「哲学」を変えうる人物の登用を決めたユナイテッド。この判断がどう転ぶか注目です。

 

では

 

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