今回はマンチェスターユナイテッド移籍が決まったクリスティアーノ・ロナウド選手について書いていきたいと思います。
今回は改訂版です。プレースタイルの成長や役割の違いを中心に書いていきます。
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①ビッグイアー獲得の切り札として期待されるも
ロナウド選手はユベントスに「ビッグイアー獲得の切り札」として獲得されました。ユベントスは当時セリエA連覇を続けるもチャンピオンズリーグでは決勝進出2回を果たすもいずれも敗北、あと一歩で手が届かない状況でした。
そんな中発表されたスーパースターの獲得はユベントスファンに多くの希望を持たせたものの、事は上手く進みません。アッレグリ監督の元セリエAは8連覇を果たすもののチャンピオンズリーグではベスト8で敗退。そしてアッレグリ監督は退任することとなりました。
その後チームは迷走。サッリ監督のスタイルが定着せず、ピルロ監督は経験不足を露呈しセリエA連覇も途切れてしまいました。
合わせてコロナ禍で収益が激減し、年俸が高いロナウド選手の維持が難しくなり退団が噂されるようになりました。またリーグ得点王に輝きながらも「独善的」と評されチーム低迷の戦犯に挙げられるなどチーム内の状況も悪くなり、先日退団を表明。
通算134試合101ゴール、クラブ史上最高峰のゴールゲッターとしてチームを去ることとなりました。
②電撃的な古巣復帰
そういった中新天地候補に真っ先に挙がったのはパリSGとマンチェスターシティでした。両チームとも資金力がありロナウド選手を維持できる体制にあり、尚且つ他のクラブが資金不足で両チームぐらいしか獲得候補に挙げられなかったのもあります。
前者ではエンバぺがマドリーに移籍した際の後釜でメッシ、ネイマールとの共演が期待され、後者では「稀代の名将」グアルディオラ監督の元でどのようなサッカーを展開するか注目されました。
そして実際動きがあったとされたのは後者で、獲得は秒読み段階であるとされていました。
しかし事態は急展開を迎えます。かつて6シーズンの間エース背番号7番を背負い、リーグ優勝3回、チャンピオンズリーグ1回優勝を勝ち取った古巣マンチェスターユナイテッドがロナウド選手の復帰を発表。今まで話にも挙がっていなかったので正に電撃的な古巣復帰となりました。
情報では
・ユベントスが移籍金補填の交換選手としてジェズスを要求しているがシティ側(グアルディオラ監督)が拒否
・ロナウド選手が古巣のライバルチーム加入に消極的であった
・かつての「恩師」”サー”アレックス・ファーガソン氏からの促しがあった
とあります。真偽の程はわかりませんが、結果的にロナウド選手は再び「赤い悪魔」のユニフォームを着ることになりました。
③仕上げ役として最適
新天地のユナイテッドですがロナウド選手はセンターフォワードとしての起用が予想されます。
現状カバーニ、グリーンウッド、ラッシュフォード、マルシアルがセンターフォワードとして起用できますが、カバーニはシーズンを通してのコンディションに不安があり、マルシアルは不振を極めています。またラッシュフォード、グリーンウッドはサイド起用が可能であるので、フィニッシャーとしてロナウド選手をセンターフォワードのファーストチョイスとするのは現実的であると言えます。
また守備面で可変を必要し、尚且つ守備面の不安が大きい為スールシャール監督は使わなさそうですが、ロナウド選手をウイングに置いた超攻撃的な起用も想像出来ます。
そんな中注目なのはブルーノ・フェルナンデスとの関係です。ポルドガル代表でも一緒にプレーしておりプレーの相性は良いと思われますが、ユーロ2020では不発に終わりました。この二人をどう気持ちよくプレーさせるかがスールシャール監督の腕の見せ所であると思います。
また球離れの悪さが指摘されるサンチョとの関係も気になり、ロナウド選手の最高峰のオフザボールに効果的なパスを送れるのかが注目です。
圧倒的な「個」を誇るユナイテッドに更に「個」の象徴である選手が加わりました。再び赤い悪魔のユニフォームを纏ったロナウド選手がどのようなゴールショーを見せてくれるのか非常に楽しみです。
では
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