今回は主要欧州リーグの2021~2022シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第6回目は「パリSG」です。
主な加入選手
ドンナルンマ(←ACミラン)
ハキミ(←インテル)
ヌーノ・メンデス(←スポルティング)
ワイナルドゥム(←リヴァプール)
メッシ(←バルセロナ)
主な放出選手
バッカー(→レバークーゼン)
フロレンツィ(→ローマ)
サラビア(→スポルティング)
予想フォーメーション
①夢の陣容
パリは「今夏の主役」といっていい程積極的な動きを見せました。まずバルセロナの移籍が濃厚だったワイナルドゥムを確保し、ステップアップを望んでいたドンナルンマ、レアルマドリードとの契約延長が叶わなかったセルヒオ・ラモスもフリーで獲得。
さらに仰天だったのはバルセロナとの契約が出来ず退団の運びになったメッシの獲得で、ハキミ獲得にこそ移籍金は使ったもののフリーになった大物選手を高額年俸で囲い込みする手法が成功した形となります。
ただその弊害かチーム総年俸は500億円(推定)に届くかという金額になっており(世界でダントツナンバー1です。)規制緩和にはなったとはいえFFPに引っ掛かる可能性はあります。ただパリSG会長はUEFA執行委員も務めており何かしらの手を打つことが予想され、今後の動きが注目されます。
②若きエースの残留
そしてレアルマドリード移籍が目前まで迫っていたエンバぺも結局は残留。契約が切れる2022年でのフリー移籍が濃厚となりました。パリにとってはメッシ、ネイマールとの夢の布陣&悲願のチャンピオンズリーグ優勝を果たしたいという思い、エンバぺ側は昔からの憧れであるレアルマドリードでのプレーのせめぎ合いでしたが、パリ側がレアルマドリードのオファーを突っぱねる形で終わりを迎えることとなりました。
パリファンの方は少なくともあと4ヶ月は「夢の布陣」を見ることが出来ますね。
③ボールを持ったスタイルの整備
そんな中チームは開幕からリーグ4連勝と申し分ないスタートを切っていますがやはり守備の切り替え時の遅さが気になる所です。ポチェッティーノ監督は所謂「ハイライン、ハイプレス」をベースとしており、トランジションの速さと強度を生かしたサッカーを得意としています。しかし現在のパリはポゼッションを高めないと守備のリスクが高すぎてカウンターの餌食になる可能性は高いです。(MSNのバルセロナに近いものがあります。)その為ポチェッティーノ監督が苦手であるボールを持ったスタイルの整備が不可欠であると思います。
特にある程度個人技で押し切れるリーグ戦と違い、チャンピオンズリーグは突出した「個」が組織的に守ってくるのでビルドアップの整理、選手を適材適所に置いた攻めの形を作っていかないとこれだけのタレントを持ってしても敗退に追い込まれるでしょう。チャンピオンズリーグも難しいグループに組み込まれているので、いかに監督がボールを持つスタイルを早く構築できるかが勝負になってくるでしょう。
「夢の陣容」を揃えたパリSG。その行方は監督の手腕に懸かっています。
では
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