今回はパリSG移籍が決定したアクラフ・ハキミ選手について書いていきたいと思います。
今回は改訂版です。プレースタイルの成長や役割の違いを中心に書いていきます。
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経歴
ハキミ選手は8歳でレアルマドリードの下部組織に入団、その後2016年にレアルマドリード・カスティージャでプレーします。そのプレースタイルから「未来のカルバハル」と評されますが、2016年にトップチームデビューを果たすも出番には恵まれず、マドリーが新たな右サイドバックのオドリオソラを獲得したことでドルトムントへレンタル移籍をすることになります。
そしてドルトムントでは2018‐2019シーズンはバックアッパーに甘んじましたが、2019-2020シーズンではチームが3バックシステムを用いたことでウイングバックとしての素質が開花し、一躍移籍市場での注目株になります。
次のシーズンではウイングバックを探していたインテルの目に止まり移籍。加入初年度とは思えない程チーム戦術にフィットし、開幕から出色のパフォーマンスを見せます。そしてチームはコンテ監督の元11年ぶりのスクデット獲得を果たし欧州屈指のウイングバックの評価を得ます。しかしインテルの財政難により僅か1年で売りに出されることになり、パリSGの移籍が決定。活躍の場をフランスに移すこととなりました。
①世界屈指のウイングバックに
ハキミ選手の特長である内外使える攻撃は更に磨きがかかった印象です。インテルでは抜群のタイミングでフィニッシュワークにも効率よく絡むことが出来て、リーグ戦では7ゴールを挙げ直接的にチームの勝利に関わることが出来ました。
また卓越したボールスキルを生かした突破も健在で、インテルでは崩しの切り札として重宝されました。細部に渡る戦術により彼の攻撃性はいかんなく発揮され今や世界屈指のウイングバックになったと言えます。
②コンテ監督の指導で
またインテルではコンテ監督の指導で確かな守備も見せるようになりました。正確には守備意識が高まったとも言え、カバーリングも的確になりやや無謀な攻撃参加も減りました。
ただ対人守備にはまだまだ課題があり、あっさり相手選手に躱されたり簡単に裏を取られる場面も散見し、今後も守備に関しては磨いていく必要性はありそうです。
③3バックの本格導入も
新天地となったパリは昨シーズンまでは基本的に4バックで、広いスペースをカバーするのが苦手なハキミ選手はやや適正に疑問があります。
しかしセルヒオ・ラモスの獲得やベルナトやクルザワ、ダグバ等攻撃性能が高いサイドバックが多いので3バックの採用も考えられます。
ただプレーの幅を広げる為に、4バック起用にも慣れていく必要性はありそうです。
右サイドでコンビを組むであろうディ・マリアとのコンビは多くの守備者を苦しめるでしょう。
破格の攻撃性能を誇るハキミ選手。フランスの地でもその力を存分に発揮して欲しい所です。
では
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