今回はパリSG移籍が決定したセルヒオ・ラモス選手について書いていきたいと思います。
今回は改訂版です。プレースタイルの成長や役割の違いを中心に書いていきます。
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①豊かな経験と高い危機察知能力
セルヒオ・ラモス選手は元々身体能力の高さにやや頼りがちな部分があり、「カードコレクター」の異名を持つぐらい荒々しい選手でしたが、近年は豊かな経験と高い危機察知能力を持ち合わせ、世界最高峰のセンターバックとして長年君臨してきました。
レアルマドリードでは主要大会において計22個もタイトル獲得に貢献、さらに代表においてはユーロ2回、W杯1回と経験値は申し分なく、味方を鼓舞する勝利のメンタリティーを持ち合わせています。
さらにやや前掛かりになりがちでカウンターの脅威にさらされるマドリーにおいて瞬時に危険な場面を見極め潰していくその危機察知能力は素晴らしく、相手のキーマンは徹底的に潰すしたたかさも持ち合わせています。
その豊かな経験とマドリーで培った危機察知能力は特にチャンピオンズリーグの舞台で発揮されそうで、タイトル獲得が無いマルキーニョス、そしてまだビッグクラブの主軸を担うとしてはやや心もとないキンペンべを上手く導いてくれると思います。
②フィジカルの衰えと怪我の不安
ただ勤続疲労と加齢による、フィジカルの衰えと怪我の不安が近年出てきています。昨年ぐらいからアジリティの低下があったのか、これまであまり無かった無理な態勢でのタックルが増え少し不安になっていましたが、今シーズンにその弊害が一気に出たのか怪我で離脱することが増え、公式戦僅か21試合の出場に留まりました。
この数字はレアルマドリード入団後最少の数字で、今後もその影響は無いとは限りません。パリでもフル稼働は難しいとされ定期的に休みながらの起用となりそうです。
③CL制覇のラストピース
セルヒオ・ラモス選手の獲得はパリにとってCL制覇のラストピースとなりそうです。昨年放出されたチアゴ・シウバはチェルシーでチャンピオンズリーグ制覇。一方パリは退場者を出す等マンチェスターシティに敗北を喫しました。特にチームを落ちつけさせられるベテランのフィールドプレーヤーの不在を感じさせ、今回のセルヒオ・ラモス選手の加入は非常に大きいと思います。
また単純な能力も非常に高く、前述した危機察知能力に加えセットプレーでの得点力や戦術理解能力が高さで3バックにも対応できるので心強い限りです。
W杯、チャンピオンズリーグを制した本物の「勝者」セルヒオ・ラモス選手。新シーズンもパリに注目です。
では
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