1stレグではアウェーで勝利を挙げるも得点差は僅か1と油断のならない状況のバイエルン。対するパリは主軸のネイマール、キンペンベをシーズン絶望の怪我で失う等厳しい状況に。アウェーで大逆転できるかはエンバぺ、メッシにかかっていると言ってもいいでしょう。
ということで先日行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグ、バイエルンvsパリSGの感想です。
両チームのスタメン&結果
前半
バイエルンは守備4-4-1-1の4-2-3-1、対するパリは守備5-3-2の3-5-2を採用していました。
試合は左肩上がりの3バックでボールを運ぶバイエルンがボールを保持すると、3センターバックに前線3人が付くハイプレスでパリのビルドアップを阻害していきます。
対するパリもエンバぺを生かしたカウンターでチャンスを作っていくも、エンバぺには常にダブルチームで対応する等バイエルン守備も粘りを見せ、試合はほぼ互角の展開になります。
そんな中パリはマルキーニョスが負傷退場するトラブル。さらにゾマーの持ち出しをカットしヴィティーニャが無人のゴールに流し込むも直前でデリフトにクリアされる等中々得点に結びつかず、前半を終えます。
後半
後半交代したムキエレにアクシデントが起こり、パリはセンターバックにビチャーブを投入せざるを得ない状況に。
そしてバイエルンはここぞとばかりに攻勢に出て、オフサイドになるもののシュポ・モティングがゴールを割る等パリ守備陣に襲い掛かります。
すると強烈なハイプレスからヴェラッティから高い位置でボールを奪うと、ゴレツカのパスからシュポ・モティングが流し込みバイエルンが先制します。
同点に追いつきたいパリですが悉くビルドアップが引っ掛かりチャンスは散発的になり、コーナーキックからセルヒオ・ラモスが頭で合わせるもゾマーのビッグセーブに阻まれます。
その後も次々と選手を投入しますが決定機は作る事は出来ず、逆にロングカウンターからニャブリにトドメのゴールを決められそのまま試合終了。バイエルンが準々決勝進出を決めることとなりました。
総評
バイエルンは1stレグで幾度となく脅威を与えられたエンバぺをほぼ完封、さらにミスを付いて得点、そして終了間際にはダメ押し点を挙げ勝利と確かな強さを見せつけました。
ただ前半のデリフトのクリアが無ければ逆転負けもあり得たので彼の功績はかなり大きく、ハキミとのサイドの攻防戦を制したアルフォンソ・デイビスの働きも称賛に値すると思います。
対するパリはこれで2大会連続のベスト16敗退。昨シーズンはレアルマドリードと相手に恵まれなかった感はあったもののMNMを擁しての成績としては余りにも寂しく、今後のクラブ方針にも大きく関わってくると思います。
またチャンピオンズリーグ制覇が全てといっても良く国内リーグへの影響も心配され、チームが空中分解しないことを願います。
バイエルンの強さがただただ際立った2ndレグ。準々決勝以降も楽しみなチームとなっています。
では
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