今回はクロップ監督が率いたリヴァプール9年間の軌跡を書いていきます。
2回目は「2016-2017シーズン」です。
過去記事はコチラ↓↓
リーグ 勝ち点76 22勝 10分 6敗 78得点 42失点 4位
FAカップ 4回戦敗退
リーグカップ ベスト4
基本布陣
①指揮官好みの選手を獲得
2年目となったクロップ政権。クラブはチームにフィットしなかったベンテケや出場機会が少なかったコロ・トゥーレ、レンタル組(ルイス・アルベルトやバロテッリ)等を一斉に放出し、サウサンプトンからマネ、ニューカッスルからワイナルドゥム、シャルケからマティプ、マインツからカリウス等指揮官好みの選手を獲得。
クラブから最大限とも言える後押しを受けた監督はチャンピオンズリーグ出場権への返り咲きを目標に「ヘビーメタルフットボール」に磨きをかけシーズンに臨んでいきます。
②凄みを増した3トップ
そんな中輝きを放ったのはコウチーニョ、フィルミーノ、マネから成る3トップ。爆発的な推進力と良質なオフザボールを誇るマネの存在により相手を生かすフィルミーノの良さが発揮され、マークが分散されたコウチーニョが仕掛けられる場面が増加。
更にワイナルドゥムも最適なタイミングで攻撃参加を行い2列目からのサポートが増すと、凄みを増した攻撃陣は多くのチャンスを作ることに。
フィルミーノがストライカータイプでは無く、マネはフィニッシュの質がやや雑になる等ストライカータイプの選手の不在を感じることはありましたが順調に勝利を積み重ね前半戦をチェルシーに次ぐ2位で終えることとなります。
③痛恨だったアタッカーの離脱
しかし3トップの一角マネがアフリカネイションズカップで離脱すると、リーグ戦ではスウォンジー、リーグカップではサウサンプトン、FAカップでウルヴスと立て続き敗れタイトル獲得がほぼ消滅(リーグではチェルシーが独走状態でした。)。
さらに本職ではないミルナーが務めている左サイドバック、マティプ以外がやや頼りないセンターバック、共に決め手を欠いたミニョレ、カリウスのGK等守備面で問題を残し攻守共に機能性を失ったチームは一時期5位まで順位を落とします。
しかし第27節でアーセナルを撃破し3位に再浮上すると、その後も勝負強さを見せつけ最終的にはチャンピオンズリーグ出場権である4位でフィニッシュ。
またこのシーズンには後々クラブの「至宝」となるアレクサンダー・アーノルドがトップチームデビューを果たす事になります。
前述したようにスコアラー不在と選手層の薄さ、守備陣の不安定さ、そして過密日程による「ヘビーメタルフットボール」の維持の難しさを感じながらも、チームは欧州最高峰の舞台であるチャンピオンズリーグに臨む事となりました。
では
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