※ネタバレ有り
今回は「ソウルハッカーズ2」のキャラ「レイブン」について書いていきたいと思います。
①「こまどり」で働く元サマナー
児童養護施設「こまどり」で働いているオールバックでワイルドな雰囲気を醸し出す元ヤタガラス所属のデビルサマナー。
別世界では不死身のエースパイロットとして元気にMSを駆っています。
海外での任務のトラウマにより戦えなくなった所を、霊感のある子供たちを集めヤタガラス構成員の養成機関とするこまどりで働く任務に。しかしその社交的で子供好き、さらに面倒見が良く冷静な性格はこの仕事にピッタリで、子供たちからは慕われています。
因みにアロウにとっては兄貴分的存在であり、サマナーとしての師匠。作中でも度々彼に助言を送り彼を見届けることとなります。
得意料理はカレーですが、子供たちの反応を見る限り頻繁に作っているようですっかり飽きられています。
「なんと‥‥今日はカレーだぞ!」
②過去のトラウマ
作中ではこまどりにてパーティーと出会い(ミレディとは敵同士であった為かなりお互い牽制し合っていましたが)、鉄仮面とマンゲツの情報を彼らに渡し以降も協力体制を築きます。
「少し、長くなりそうだからな。そっちのお友達についても、話を聞かないといけないだろ?」
特にフィグとは徐々に親密になっており、自身が任務により一つの村を焼き払い子供も老人も関係なく殺害。そしてそのことがトラウマになって戦うことが出来なくなってしまったことを吐露し、それでも子供たちの為なら再び戦う覚悟があると決意を示します。
「あの子たちが笑えなくなるくらいなら‥‥もう一度、COMPを手に取る方がマシだ。」
しかしその願いはアロウがコヴェナントの所有者としての記憶を取り戻してしまったが故に最悪の方向に向かうことに。
「鉄仮面」。コヴェナント所持者を殺害し奪い、パーティーの前に幾度となく立ちはだかった敵の正体が実は彼。「造魔」ゼノンを使い子供たち等弱い者たちが殺されないような世界に「作り変える」為、暗躍したことが分かります。
「だから俺は、コヴェナントを集め、この戦いを終わらせると決めた!‥‥子供たちを生かすためだ!」
その後パーティーと死闘を繰り広げるも敗れ死亡。フィグにソウルハックを行われるも自身は死を受け入れ消滅し、フィグを慟哭させることとなります。
「理想を捨て、偽りの仮面を手に取った時、俺はもう死んでいたんだ。」
③全てを造魔に持っていかれた感は
戦闘ではアロウの師匠らしく銃属性を得意としており、鉄仮面時では「ダブルファイア」、仮面を脱ぎ捨てた際は奥義とも言える万能属性の「極光大破弾」を使用してきます。
しかし本人自体は共通して電撃属性が弱点で、尚且つ火力もそこそこ。それ以上に厄介なのは造魔ゼノンで、「忠義の~」は威力抜群で味方が一撃で落ちるレベル。
さらにデバフ攻撃を繰り出して弱点もコロコロ変える等搦め手も豊富と凶悪な攻撃を繰り広げてくるので、自身はゼノンを倒す為の味方のスタック稼ぎになりがち。最終決戦時もお供を倒すと「パージ」で弱点を変えるもそれ程攻撃は苛烈ではなく、正直一ボスとしては強くないと言え、全てをゼノンに持っていかれた感はあります。
最終決戦時はフィグの前に幻として出てきて魂を救ったレイブン。彼女に自身と同じ道を味わってほしくはなかったのでしょう。
「君たちは終わってはいけない。」
では
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