レアルマドリードvsオサスナ～両翼の活躍で9大会ぶりの優勝～【サッカー】

アンチェロッティ監督自身が1度目の指揮を執った2013-2014シーズン以来の優勝を狙うレアルマドリードと、クラブ史上2度目の決勝戦進出を果たしクラブ史上初タイトルを狙うオサスナとの戦い。共に譲れないものがあるので、熱い戦いが繰り広げられそうです。

ということで先日行われたコパ・デル・レイ決勝、レアルマドリードvsオサスナの感想です。

両チームのスタメン＆結果

前半

マドリーはアラバが復帰した4-3-3、対するオサスナは守備4-4-1-1の4-2-3-1を採用していました。

試合はいきなり動くこととなり、ヴィニシウスがドリブルで切り込むと折り返しをロドリゴが決めいきなりマドリーが先制します。

早々に失点を喫したオサスナですが、しっかりと守備ブロックを作りサイドのスペースを丁寧に突くカウンターで対応すると、アブデが飛び出しシュートを放つもゴール目前でカルバハルがクリアを行い同点に追いつけません。

それでもマドリーはアラバ、クロースの長短交えたパス、ヴィニシウスの突破など良さを見せ攻勢に。前半はマドリー優勢のまま前半を終えます。

後半

後半もマドリーがボールを保持する形が続きますが、左サイドから放たれたクロスのこぼれ球をルーカス・トロが素晴らしいミドルをゴールに突き刺しオサスナが同点に追いつきます。

その後中々追加点を挙げられないマドリーでしたが、再び二人の選手が局面を動かします。再三左サイドを抉っていたヴィニシウスの折り返しのパスのクリアボールをクロースが右足を強振。一度は相手に跳ね返されるもののロドリゴが詰め待望の追加点を挙げます。

その後オサスナは次々とアタッカーをつぎ込みますが、マドリー守備陣を崩すことが出来ずにそのままタイムアップ。マドリーは9大会ぶり20回目のコパ・デル・レイ優勝を果たしました。

総評

マドリーはブラジル人コンビの活躍でコパ・デル・レイ優勝。これでアンチェロッティ政権2年間で主要タイトル全てを手にすることになりその勢いはまだまだ留まることを知りません。

またカルバハルは素晴らしいカバーリングを披露し前回のリーグ戦退場の汚名を返上する素晴らしい活躍を披露。世界最高峰のサイドバックである事を改めて証明しました。

一方オサスナは僅差で敗れ、非常に悔しい結果に。

ヴィニシウスに対してはある程度のスペースは与えるものの常時ダブルチームで着く等の対応。サイドの裏を狙ったカウンター等狙いを持っており、ある程度個の差はあるものの粘りを見せ、その強さを再認識することとなりました。

まだリーグ戦でも欧州カップ戦出場権獲得の希望は残されているだけに最後まで諦めずに戦って欲しいです。

両翼の活躍で今季3つ目のタイトルを獲得したマドリー。迫るチャンピオンズリーグ準決勝に勢いを付ける試合となりました。

では

きちのうすめ雑記