今回は躍進を果たし「奇跡の優勝」に近づいているクラブについて、
①鉄壁の守備陣
②絶対的なストライカー
③強豪チームの不振
という過去挙げた要因に照らし合わせて今後の考察をしていきます。
2回目は「ジローナ」です。
主なフォーメーション
①失点を「喫しやすい」スタイルなだけに
19節を終わってここまでの失点は24でリーグ10位タイ。ボールを保持し高いラインを取る為、カウンターによる失点を「喫しやすい」スタイルなだけに致し方ない部分はありますが決して「鉄壁」とは言えない守備は優勝と考えれば大きなネックとなってきそうです。
それでも前線からのプレスのデザインがしっかり行われ全員がサボらず行う組織的な守備は、個人能力ではやや心もとない守備陣をしっかりカバー。抑えられる失点はしっかり抑えている印象は強いです。
特にアレイクス・ガルシアは全試合にフル出場を果たし、アンカーとして攻守において絶大な存在感を発揮。チームの心臓として不可欠な働きを見せています。
②一人のストライカーに頼らない攻撃
反面得点はリーグ断トツトップの46を記録。さらに14人の選手がスコアラーになる等、どこでも点が取れる攻撃陣は抜群の破壊力を誇っています。
そんな中でもドフビクは新加入にも関わらず早くも二桁得点を記録(11)。フィジカルを前面に生かしたスタイルで得点だけで無く、起点としても機能しています。
さらにサヴィーニョは崩しの切り札として大活躍し自身も5ゴールを記録。大ベテランのストゥアーニも途中出場が殆どながら6ゴールを記録する等見事な活躍を見せています。
この絶対的なスコアラーはいないものの何処からでも得点が取れるスタイルは、ミチェル監督が進めるアグレッシブな攻撃サッカーが見事に機能した前半戦であると言えるでしょう。
③立ちはだかる「白い巨人」
しかしそんな中同じペースで勝ち点を積み重ね、彼らに立ちはだかっているのは「白い巨人」レアルマドリード。
べリンガムシステムが機能したのは勿論の事、クルトワやミリトンなど長期離脱者が早々に続出しながらも、リーグ最少失点(11)に抑えられている守備陣の奮闘が大きく抜群の攻守のバランスを維持しています。
ディフェンスリーダーのアラバの長期離脱は非常に痛く今後崩れる可能性はあるとは言えリーグ戦に限っては大失速する可能性は低く、勝ち点も90台に乗ってきそうなので選手層が決して厚くないジローナにとって最大の壁として立ちはだかってくるでしょう。
攻撃面では申し分ないものの守備の脆さやライバルの手強さを考えると、条件的には奇跡の起こすのは非常に困難であると言えるジローナ。しかし行っているサッカーは魅力そのもので勢いもあるだけに最後まで期待して見ていきたいと思います。
では
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