2021‐2022シーズンを締めくくるチャンピオンズリーグ決勝戦。兎に角素晴らしい試合を繰り広げて欲しいです。
ということで先日行われたリヴァプールvsレアルマドリードの感想です。
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両チームのスタメン&結果
前半
リヴァプールは4-3-3、対するマドリーは守備4-1-4-1の4-3-3と共にいつも通りの布陣になっていましたが、リヴァプールはカウンター対策からか最終ラインはやや低め、そしてマドリーはロバートソン対策にバルベルデを付かせる戦略を取っていました。
試合はリヴァプールがボールを保持、マドリーがカウンターを仕掛ける展開になります。
しかしリヴァプールは左のルイス・ディアスの仕掛けがフェラン・メンディに悉く止められ、前述したようにロバートソンも機能しなかった為攻撃は右に集中することに。それでもアーノルドのクロスや縦パスからチャンスを作りますが、クルトワのセーブによって塞がれ得点を奪えずにいます。
対するマドリーもベンゼマ周りの守備が緩く、縦パスをどんどん通されることに。それでもクルトワや守備陣の奮闘もあり無失点。さらに数少ないチャンスをベンゼマ、ヴィニシウスが生かし強力なカウンターを披露。終了間際にベンゼマがゴールを挙げるもオフサイドとなり、決して一方的ではないヒリヒリした展開で前半を終えます。
後半
後半も同様の緊張感溢れる展開が続きますが、試合は一瞬で動くこととなります。
右サイドから放たれた高速クロスに裏に抜け出したヴィニシウスが抜け出しマドリーが先制。見事にワンチャンスをモノにすると、圧巻だったのは守護神クルトワ。サラーのシュートを悉く止め得点を許しません。
リヴァプールはその後ジョタ、ナビ・ケイタ、フィルミーノを投入し攻勢に出て、実際フィルミーノが違いを作り出すもののマドリーゴールは割れず、焦りからか幅が取れずにいると、マドリーはカマヴィンガ、セバージョス、ロドリゴを投入し試合を終わられにかかります。その後もリヴァプールの猛攻は続くもクルトワの牙城は余りにも高くそのまま試合終了。
マドリーが4年ぶりとなる14回目の優勝を果たしました。
総評
リヴァプールは決して内容は悪くなく、らしいサッカーを見せてくれたと思います。ただ強烈なハイプレスはマドリーの個の質に躱され、そして作り続けた決定機は悉くクルトワに防がれました。特にコナテはヴィニシウスへの対応、そして攻撃時の持ち運びなどマティプに代わって先発に抜擢された理由を見事に証明。また加入当初より飛躍的にチームへのコミットメントが高くなっており、来シーズン以降も楽しみな選手です。
そしてチームも結果は2冠でしたが量質共に近年最強のチームであったことは間違いなく、クロップ監督が言っていたように十分誇れると思います。
そしてレアルマドリード。やはりこのクラブの強さは計り知れません。クルトワは幾度となく訪れたピンチを神がかったセーブで防ぎ、ヴィニシウスはワンチャンスを見事に決めました。またカルバハル、ミリトン、フェラン・メンディ、そしてアラバは自身の仕事を全う、そしてベンゼマはボールを失わない、カットされない別格のポストプレーや仕掛けで相手の脅威に。選手達は見事にマドリディスモ(マドリード精神=不屈の精神やハードワーク)で見事にヨーロッパクラブの頂点に立ちました。
そしてアンチェロッティ監督はレアルマドリードでは2度目、自身4度目のチャンピオンズリーグ優勝。シーズン2冠を果たし、名将ここにありと証明しました。
クラブに植えついたマドリディスモを最大限生かし、数々の奇跡的勝利を挙げ頂点を勝ち取ったレアルマドリード。本当におめでとうございます。
では
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