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阪神タイガース 2023シーズン感想-投手-~主軸の不振の穴を埋めることに成功~【プロ野球】

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今回は阪神タイガース 2023シーズン感想~投手編~を書いていきたいと思います。

阪神タイガース

主力投手成績

先発

村上    21試合 10勝6敗 18QS 防御率1.75 WHIP0.74

大竹    21試合 12勝2敗 12QS 防御率2.26 WHIP1.02

伊藤将   21試合 10勝5敗 18QS 防御率2.39 WHIP0.96

才木    19試合   8勝5敗 12QS 防御率1.82 WHIP1.04

西     18試合   8勝5敗 12QS 防御率3.57 WHIP1.20

青柳    18試合   8勝6敗   7QS 防御率4.57 WHIP1.40

 

中継ぎ()は中継ぎ役割

加治屋   51試合 1勝5敗16H1S 防御率2.56 WHIP1.22(セットアッパー・接戦)

岩貞    50試合 1勝0敗24H0S 防御率2.70 WHIP1.11(セットアッパー)

石井    44試合 1勝1敗19H0S 防御率1.35 WHIP1.28(セットアッパー・接戦)

島本    35試合 4勝2敗15H0S 防御率1.69 WHIP0.83(セットアッパー)

及川    33試合 3勝1敗  7H0S 防御率2.23 WHIP1.16(接戦・ビハインド)

ケラー   27試合 1勝0敗  8H1S 防御率1.71 WHIP1.44(接戦・ビハインド)

桐敷    27試合 1勝2敗14H0S 防御率1.79 WHIP0.99(セットアッパー・接戦)

 

抑え

岩崎    60試合 3勝3敗  12H  35S 防御率1.77 WHIP0.82

 

①主軸の不振の穴を埋めることに成功

当初阪神NPB史上初の2年連続最多勝・最高勝率、更に昨シーズンには最優秀防御率のタイトルを取った青柳投手、そして安定感抜群の西、伊藤将投手の3本柱を中心にローテーションが回っていくものであると思われましたが、まさかの青柳、西投手が不振に陥る大きな計算外が発生しました。

しかし当初中継ぎロングリリーフ要因となっていた村上投手が今季初先発の巨人戦で7回まで完全投球を行うとその後にローテーション入りし結果最優秀防御率戦後最高記録のWHIPを記録。二桁勝利を挙げクライマックス、日本シリーズでも活躍し大飛躍のシーズンを過ごしました。

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また現役ドラフトで加入した大竹投手は持ち前の制球力と投球術で「負けない」投球を披露。10もの貯金を作る等チームの勝ち頭となり、前述した主軸の不振の穴を埋めることに成功しました。

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そしてただ一人前評判通り柱として活躍した伊藤将投手は初の規定投球回数を達成。日本シリーズでも中継ぎで完璧とも言える投球を披露する等、シーズンを通して活躍しました。

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ただ何より際立ったのは岡田監督の投手運用。シーズン途中で富田、ビーズリー投手を先発調整し備えダメージを最小限に抑えたのは大きく、投手の負担を限りなく減らし余裕のあるローテーションを回す事に成功しました。

 

②シーズンを通して綱渡りの印象

ただ中継ぎ以降の運用はシーズンを通して綱渡りの印象が強いです。

昨シーズンブレイクした湯浅、浜地投手が不振に陥り石井投手が離脱すると、対右打者の投手が不足して一時期は加治屋投手の酷使が目立つように。

しかし中盤からは石井投手が復帰、さらに岡留、馬場投手が1軍に合流すると右は安泰に。左では島本投手が完璧にフィットしたことで終盤は盤石とも言える中継ぎ陣を揃えることが出来ました。

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特に「スペードのエース」と岡田監督から評された桐敷投手、守護神2年目となって見事に順応し球のキレも戻った岩崎投手の活躍は目覚ましく、日本シリーズには遅かれながら湯浅投手も合流し日本一の原動力となりました。

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③先発二人の復調と緩やかな世代交代

しかし元々短命でありシーズンを通して負担が多かった中継ぎ陣はいつ決壊してもおかしくはなく、特に岩貞、岩崎投手は登板過多気。今後は及川、岡留、浜地、湯浅投手の成長&ドラフトで獲得した投手&助っ人で彼らの負担をいかに減らせるかが勝負となってきそうです。

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因みにビーズリー投手は残留濃厚で、ケラー、ブルワー投手は退団が濃厚となっており、最低二人の新助っ人の獲得が必要になってくるでしょう。

 

そして何より青柳、西投手がどこまで復調出来るかが重要で、村上、大竹投手もまだまだ実績不足で崩れる可能性はある為、実績十分の彼らの復活が不可欠。来シーズンは先発では二人の復調、そして中継ぎ陣の緩やかな世代交代を図るシーズンとなってきそうです。

 

では

 

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