今回は2022年阪神タイガーズの伊藤将司投手について書いていきたいと思います。
今シーズンの成績
20試合 9勝5敗 12QS 防御率2.63 WHIP1.03 136.2回 92三振 22四死球
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①痛すぎる離脱
2021シーズン新人ながら二桁勝利を挙げ新人特別賞を受賞する等飛躍した伊藤将投手ですが、2年目のジンクス、そしてウイニングショット不足など不安も残りました。
それでも開幕ローテーションに食い込むも初先発の広島戦ではパッとしない投球に終わり敗戦投手になり、チームの連敗を止められずにいます。そして2戦目のDeNA戦では1失点に抑えながらも援護に恵まれずチームは延長戦の末敗北、中々勝利に貢献が出来ません。
さらに4月13日には「特例2022」により登録抹消。チームがかなり苦しんでいただけに痛すぎる離脱となりました。
②リーグ最多完投&完封を記録
しかし復帰後の巨人戦に見事にプロ初完封勝利を挙げると、自身は7連勝を果たす等すっかりチームの勝ち頭に。
その後8月9月に調子を崩し2年連続二けた勝利、そして規定投球回数には至らなかったものの9勝&防御率2点台と素晴らしい数字を記録すると、その制球の良さを生かした打たせて取る投球が磨かれ両リーグ最多の6完投、セリーグ最多タイの2完封を記録。
特に巨人戦では3試合の登板で2完投2完封防御率0.38と見事なキラーぶりを見せ3連勝を記録。被本塁打が目立った(10)ものの殆どの数字で昨年を上回り、2年目のジンクスを感じさせない働きでシーズンを終えました。
③左のエースとして
新シーズンは左のエースとして青柳投手、西投手と共にローテーションを守る役割を期待されています。特に期待されるのはそのゲームメイク力で、調子が悪い中でもしっかりとゲームを作り乱調が極めて少ない制球力は新シーズンでも大きな武器となっているでしょう。
また課題と言われるウイニングショットも抜群のコントロールで投げこまれるストレートで三振は取れており、他球種でも満遍なく取れているので必要は無さそうです。
もはや中核選手と言っても過言ではない働きを見せている伊藤将投手。岩貞投手の先発転向や大竹投手の加入等ライバルも増えそうですが、そのコントロール、そして実績は他投手には無い大きな武器となっています。
初の規定投球回数突破、そして2年ぶりの二桁勝利、期待しています。
では
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