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前川右京(2024年)~その打撃センスの高さを幾度となく披露~【特集】

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今回は2024年阪神タイガーズの前川右京選手について書いていきたいと思います。

出典:スポニチ sponichi annex

今シーズンの成績

116試合 .269   4本 42点  0盗  出塁率.343 OPS.697 四死球27 三振50

 

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①前半戦の希望に

昨シーズンに若干20歳ながら33試合の1軍出場を果たし、今シーズンは飛躍の時と期待された前川選手は今シーズンも素晴らしいアピールを続け開幕1軍に抜擢されます。

その後主に右投手相手に出場を積み重ね、多くの選手が打撃面で苦しむ中4月に打率3割、そして出塁率は.380越えと素晴らしいスタートを切ります。

しかしチーム状況が上向かず、レギュラーを争うノイジー選手も精彩を欠くも中々継続的なチャンスを与えられずに(怪我の不安がある為の起用だと思います。)、中軸への待望論も。それでも首脳陣は起用法を変えることはありませんでしたが、ノイジー選手 の2軍降格もあり2番で起用される事もある等、前半戦の希望になりました。

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②初のシーズン完走

その後は野口、井上選手と出場機会を分けあうも、キャリア初のシーズン完走を達成。5月31日にはロッテ戦でプロ初ホームランを記録し、ソフトバンク戦では満塁弾を放つ等長打力を見せる等躍進のシーズンとなりました。

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特にその天才的なバットコントロールと選球眼は素晴らしいものがあり、出塁率も3割5分近い数字を記録。今シーズン最もチーム内で成長が見られた選手と言えます。

 

③主軸としての働き

来シーズンは勿論主軸としての働き。今シーズンは主にプレッシャーが比較的少ない6番で起用され、クリーンナップを任されるのは主力選手の不振や離脱した時に限られました。

しかし現状は大山選手の去就が未定で佐藤輝選手も変わらずムラが激しく、安定した活躍を披露した主軸打者は後半戦の森下選手ぐらい。打席数は少ないものの月間打率1割台が一度も無く、安定して出塁率3割を超えている前川選手が食い込む可能性は十分あると言えます。

その為には守備面や走塁面、そして体力面などまだまだ学ぶ所や改善しないといけない所はありますが、井上選手と共に新戦力の台頭が少なかった今シーズンの希望となっていたので、更なるレベルアップに期待しています。

 

その打撃センスの高さを幾度となく披露し、将来が嘱望される前川選手。くれぐれも怪我に気を付け来シーズン1軍に定着している姿を見せてもらいたいです。

 

では

 

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