圧倒的な選手の質と層でグループリーグを勝ち抜いてきたイングランドと、組織力、団結力の中で個を光らせ勝ち抜いてきたセネガルとの戦い。個に勝るイングランド相手にセネガルがどこまで粘り強く守れるか注目です。
ということで先日行われたカタールW杯決勝トーナメント1回戦イングランドvsセネガルの感想です。
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両チームのスタメン&結果
前半
イングランドは守備4-1-4-1の4-3-3、対するセネガルは守備4-4-1-1の4-2-3-1を採用していました。
試合はイングランドがボールを保持する展開になりますが個々のポジショニングがバラバラの為不安定になっており、セネガルのプレスの前にパスミスを連発してショートカウンターを喰らうこととなります。
それでもピックフォードのセーブとプレスバックの速さで失点を許さないでいると徐々に盛り返し、中盤に下がりゲームメイクをするケインを中心に攻勢をかけていきます。
するとそのケインのパスからべリンガムが抜け出しマイナスのクロスを送るとヘンダーソンが上手く合わせて先制点を挙げると、前半アディショナルタイムにはカウンターからべリンガムが放ったスルーパスに合わせたフォーデンが冷静に折り返したパスをケインが強烈なシュートでゴールに突き刺し追加点を挙げます。
イングランドが2点リードを奪い前半を終えます。
後半
後半セネガルは3枚替えを敢行し局面打開に努めるもイングランドの勢いは止められず再びフォーデンがドリブルで切り込みクロスを送ると、サカが見事に合わせ3点リードに。
完全に出足を挫かれたセネガルは次々と選手を投入するもしっかりとブロックを作るイングランドの守備陣を最後まで崩すことが出来ず、そのまま試合終了。
イングランドが上手く交代枠も使うことが出来、準々決勝に進むこととなりました。
総評
イングランドは圧倒的な個の質で相手を叩き潰す形で快勝。早くから差が付きある程度主力も休ませることが出来ていたので、理想的な形で試合を終わらせることが出来ました。
特にフォーデン、べリンガムはこの試合で圧巻のパフォーマンス。前者は切り裂くドリブルと技術の高さで2アシストを記録、後者はフィジカルを生かした守備と推進力の高さ、そして判断力が際立ち絶大な存在感を発揮しました。
ただ特に前半で散見されたビルドアップの拙さは懸念材料で、次のフランス戦では余り繋がないサッカーを目指すと戦いやすいと思います。
対するセネガルは余りにも真っ向勝負を挑み過ぎたと思います。イングランド代表が嫌がるのはやはり守備を固められてのロングカウンターで、個で劣っている状態で正面からぶつかり勝てるような相手ではありません。
そんな中でもエースを失い前評判はそれ程高くは無い中最後まで勇敢な戦いを繰り広げた選手達には賛辞を贈るべきで、堂々と大会を去ることが出来たと思います。
大会前にはコンディション問題で心配されるも、理想的とも言える選手運用と素晴らしい団結力で見事に乗り切っているイングランド代表。準々決勝は前回優勝国のフランスと難しい相手となりどのような戦いを繰り広げられるのか、今後も注目のチームです。
では
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