「組織」vs「個」見ごたえがある試合になりそうです。
ということで先日行われたウクライナvsイングランドの感想です。
両チームのスタメン&結果
①バランスの良い攻撃
ウクライナは守備時5-3-2の3-5-2を採用、対するイングランドはサンチョを右ウイングに起用した守備時4-4-1-1の4-2-3-1を採用していました。
試合はニアに抜け出したケインのゴールでいきなり動きます。攻め込みたいウクライナは3バックでポゼッションを行いバランスの良い攻撃を繰り出しますが、イングランドの球際の強さが目立ち決定機には至りません。一方イングランドは4バックメインでビルドアップを行いますが中盤が1枚の為、カウンターケアに不安があり実際カウンターの危機に何度も晒されていました。
またウクライナはクリフツォク負傷後も4-1-4-1に変更して上手くビルドアップを行い試合を進めますが得点には繋がらず、1点差で前半を終えます。
②4点差は余りにも重く
後半イングランドは得意なセットプレーからマグワイアが貴重な追加点を挙げると、直後にもショーの素晴らしいクロスからケインのゴールが決まり、一気にイングランドが突き放しにかかります。
更に交代後にヘンダーソンがいきなりコーナーキックからゴールを決める等采配も当たり4点差に。ウクライナも果敢に攻めてはいきますが4点差は余りにも重く、イングランドは出場時間の少ない選手を送り込む余裕を見せつけ勝利。デンマークの待つベスト4に進出することになりました。
③圧倒的な「個」
まさに「個」で圧倒した試合であったと思います。ウクライナはビルドアップ、ポジショニング共に整備されており、守備時にもしっかりとブロックを組んで組織的な守備を見せる等好チームであると思います。
しかしそれを陵駕したのはイングランドの圧倒的な「個」。カウンターでも水際でストーンズ、マグワイアが防ぎ、攻撃ではスターリングが突破で違いを見せ、ケインのフィニッシュワークが光る等個人の力の差を感じる試合でした。確かにセットプレーのバリエーションの豊富さはありますが攻守共に整備されているとは言い難く、とにかくウクライナは個々のスキルにやられてしまった印象があります。
またサブにもラッシュフォード、フォーデン、グリーリッシュ等がいるので恐ろしい所です。守備の決め事を若干緩くしセットプレーの練習を積んだ、どこかの赤い悪魔のようなチームですね。
次はチェコを破り勢いに乗るデンマーク戦。イングランドはタレント力でどこまで押し切れるか注目です。
では
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