BLEACH 新隊長天貝篇～三番隊の新隊長と霞大路家のお家騒動～【BLEACH】

※ネタバレ有り

今回はアニメBLEACHのストーリー「新隊長天貝篇」について書いていきます。

①三番隊の新隊長

本編はアニメの一護vsグリムジョー後に放映された話で、メインとは繋がらない所謂パラレルワールド的な内容となっています。

舞台は尸魂界と現世の話がそれぞれ同時進行し徐々に繋がっていくものとなっており、オリジナルの中では比較的凝ったものとなっています。

まずは尸魂界の方では市丸ギンが裏切った三番隊が舞台。副隊長のイズルが一人で何とか切り盛りをしていたもののイズルの長としての能力＆元々の評判が良くなかった為（九番隊も同様の状況でしたが檜佐木は東仙側についておらず、結束力も高かった為大問題にはなっていません。）、隊は内部分裂の危機に。

そんな中新たに三番隊隊長として就任したのは長らく遠征に出ていた死神、天貝繍助。当初は前任者と余りにも違いすぎるその性格や前任者との比較で中々受け入れられなかったものの、他の隊が行わない雑用や合同演習の提案など自身だけではなく隊自体の信頼回復に努めようとしている彼に心を動かされ、徐々に信頼を得ていきます。

②霞大路家のお家騒動

一方現世では転入生として四大貴族に次ぐ上流貴族「霞大路家」の姫であり正統後継者である霞大路瑠璃千代（＋付き人2人）が登場。

霞大路家のお家騒動により刺客に狙われる立場で現世に逃げ込んで来た彼女は一護達に用心棒を頼むことに。瑠璃千代の後見人ではあるものの裏では家を乗っ取ろうと彼女の排除を目論む老人、雲井尭覚が次々と放つ刺客を撃破していきます。

そして霞大路家が代々所有し、斬魄刀の能力を無効化させ強大な力を得る代わりに持ち主の霊圧を食わせて暴走する「獏爻刀（ばっこうとう）」を巡り、二つの物語は交わる事となります。

③またしても上官を

この物語の主人公格として活躍するのは吉良イズルとなっています。

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尸魂界篇ではギンに思うように操られていた彼ですが、本編ではまだまだ頼りない部分はあるもののしっかりと副隊長としての務めを果たしており、補佐としての能力の高さを見ることが出来ます。（後々の動きを考えてみても隊長としては元々の素質として合わない部分が多いことも見受けられます。）

しかし再び上官を失ってしまう事になり、パラレルワールドとは言え余りにも不憫な役回りに。

次回作以降は裏切らない良い上司に巡り合い、充実した副隊長ライフを送って欲しい所です。

吉良のファンは必見の本篇。大人の事情があったとはいえ出来れば破面篇が終わった際に落ち着いてみたかった篇でもあります。（アニメではかなりの盛り上がりの中放映された為、どうしても本編に早く戻って欲しかった感はありました。）

では