阪神タイガース（2023）DeNA戦～球団3人目の快挙となる開幕5連勝～【プロ野球】

今回は阪神タイガースvsDeNA戦の感想を書いていきたいと思います。

阪神 6-3 DeNA　○青柳　２勝３敗

阪神 7-2 DeNA　○大竹　５勝

阪神 15-7 DeNA　○西純　２勝２敗

20勝　13敗　1分　133得点　98失点　1位

①自身を助けるタイムリーもあり、開幕戦以来の勝利

先発は悩めるエース、青柳投手。初回１アウト2塁のピンチを迎えると神里選手にタイムリーを打たれ先制点を与えます。

その裏ノーアウト2塁のチャンスを作るも生かせないでいると、2回も苦しい内容に。

しかしノイジー選手の好返球もあり無失点で乗り切ると、その裏に2アウト1,2塁のチャンスを作ると青柳投手が自身を援護するタイムリーツーベースで逆転。さらに近本選手のラッキーなタイムリー、そして中野選手もタイムリーを放ち一挙に4点を奪います。

さらに3回には佐藤輝選手のバックスクリーンに放り込む変態ホームランで追加点を挙げると、青柳投手も本領を発揮し安定した投球を行います。

6回にも相手のミスもあり1点を追加、このまま波に乗りたい所ですが8回に1アウト1,2塁から交代した加治屋投手が打たれ2点を失うものの、9回は岩崎投手がしっかりと締め試合終了。

青柳投手が自身を助けるタイムリーもあり、開幕戦以来の勝利を挙げることが出来ました。

②球団3人目の快挙となる開幕5連勝

先発はここまで開幕4連勝中の大竹投手。試合は大雨の中チェンジアップが冴えわたり初回に2三振を奪うと安定した投球で1，2回を切り抜けます。

援護したい打線ですが、2回に1アウト2塁のチャンスを作るも生かしきれないでいると、3回に1アウト2塁のピンチからソト選手にタイムリーを打たれ先制点を挙げられます。

しかしその裏DeNA先発ガゼルマン投手が死球と四球でノーアウト1,2塁のチャンスを作り近本選手のタイムリーですかさず同点に追いつくと、ノーアウト満塁からノイジー選手が犠牲フライを打ち逆転。

さらに続く大山選手の当たりは宮崎選手がまさかのエラーで1点を追加すると、佐藤輝選手がタイムリーを打ちこの回一挙4得点を挙げます。

さらに4回に2アウト1,3塁のチャンスを作ると、ノイジー選手がタイムリーツーベースを放ち追加点を挙げ差を4点にします。

大竹投手は雨の中でも慣れているのか最後までコントロールが乱れることなく6回1失点の好投。

後続の岩貞投手が宮崎選手にタイムリーを打たれ1点を縮められますが、8回に近本選手とノイジー選手に再びタイムリーが飛び出し勝負あり。

大竹投手が球団3人目の快挙となる開幕5連勝を果たしました。

③攻撃陣の爆発で首位決戦カード3タテを果たす

先発は１軍復帰後初登板の西純投手。立ち上がりを何とか抑え、その裏2アウト1,2塁のチャンスを作ると、佐藤輝選手が見事にライトスタンドに運ぶ3ランで早々に先制します。

しかし西純投手はピリッとせず2回に1アウト3塁からパスボールもあり失点すると、3回には宮崎選手に2ラン、続く牧選手にも1発を浴び逆転されます。

それでも4回に1アウト1,3塁のチャンスから近本選手が同点タイムリーを放つと、2アウト満塁から大山選手が押し出しの四球、そして続く佐藤輝選手は初球を見事に右中間に運ぶグランドスラムを放ち一挙6得点を挙げ一気に突き放します。

大量援護を貰った西純投手は5回に2アウト満塁のピンチを迎えるも何とか抑え、内容は悪いながらも勝ち投手の権利を手にします。

しかし7回に2番手及川投手が掴まり1アウト満塁のピンチを招くと、交代した加治屋投手がソト選手にタイムリーを浴び1点を返されます。しかし続く岩貞投手が見事に戸柱選手を併殺打に打ち取り火消しに成功すると、その裏に中野選手、大山選手のタイムリー、そして梅野選手の犠牲フライで5得点を追加。

8回には浜地投手が宮崎選手に一発を浴びるもその裏に大山選手がトドメとなるタイムリーを放ちそのまま試合は終了。

攻撃陣の爆発で首位決戦カード3タテを果たすことが出来ました。

総評

前カードの貧打から考えても厳しい戦いが予想された中、素晴らしい内容で3連勝を記録。さらに四死球を絡め、DeNA先発投手を全員ノックアウトさせた打線の頑張りは特筆に値すると思います。

特に近本選手はこのカード9安打4打点の固め打ち、そして佐藤輝選手は5安打3本塁打9打点と大爆発。コンスタントに結果を残してくれている近本選手は勿論の事、佐藤輝選手に当たりが出ているのは頼もしい限りです。

さらに長らく不振に苦しんでいる梅野選手が3戦目で内容も良い2安打。復調のきっかけになってくれればと思います。

一方投手陣はこれまでも素晴らしい投球を披露し、先日プロ初勝利を果たした石井投手が腰痛で一軍登録抹消に。代わりに浜地投手が上がったものの3戦目で一発を浴びる等まだまだ復調とは言い難い内容である為、より中継ぎ投手の奮闘が期待されます。

また青柳投手が復調気味、そして大竹投手が相変わらずの圧巻の投球と安定感が増してきた先発陣がどこまで試合を作っていくか、そして不調に陥っている投手（西、西純投手等）をまだ不調の梅野選手と今後も組ませるのか、今後に注目です。

次は中日戦。バンテリンドームよりもはるかに狭い豊橋市民球場ということで乱打戦になり兼ねない為、先発予定の村上投手は細心の注意を払って欲しいです。

では

きちのうすめ雑記