今回は現代サッカーのサイドバックについて主観を元に書いていきます。
今回は「攻撃的サイドバック」についてです。
①アップダウン型
まずはアップダウン型です。
サイドを上下動して攻守に活躍するタイプのサイドバックで、今でも大半のチームで主流となっている選手です。
豊富な運動量と高い献身性と切り替えが速い現代サッカーでは純粋なスピードと判断力も必要としており、近年では純粋なアスリート能力に併せサッカーIQも求められているポジションとなっています。
このタイプでトップクラスなのはロバートソン(リヴァプール)やショー(マンチェスターユナイテッド)が挙げられます。
次はウインガーです。
その名の通り1対1での突破に優れたタイプのサイドバックで、チームの崩しの中心になっている選手が多いです。
反面守備には難を持つ選手が多く(特にカバーリング面)、彼らを起用する際にはウイングバックでの起用や可変でサイドの高い位置に配置して上げる等工夫が必要で、監督の起用法が問われる選手でもあります。
このタイプでトップクラスなのはアルフォンソ・デイビス(バイエルン)、ハキミ(パリ・サンジェルマン)が挙げられます。
③アタッカー
次はアタッカーです。
連携による崩しや逆サイドへの飛び出しでの得点等、攻撃的サイドバックの中でも特に得点に絡む動きが上手い選手で、シーズンを通して5得点前後&二桁アシストが期待される選手です。
反面組み合わせる選手によってはまるで機能しないパターンがあり、連動するウイングやサイドハーフの選手のタイプが問われる選手でもあります。
このタイプでトップクラスなのはペリシッチ(トッテナム)やジョルディ・アルバ(バルセロナ)が挙げられます。
④クロッサー
次はクロッサーです。
キック精度が高く、サイド攻撃に不可欠なクロスやフリーキックやコーナーキックでもキッカーを任されアシストを量産するサイドバックです。
ただ1点特化型で守備難など目立った課題を持つ選手が多い為、彼らを生かす為には多少なりともサポートが必要になってきます。
このタイプでトップクラスなのはアレクサンダー・アーノルド(リヴァプール)、トリッピアー(ニューカッスル)が挙げられます。
⑤特殊型
最後は攻撃的サイドバックの中でも特殊であるといえる「型破り」の選手も存在します。
カンセロ(バイエルン)、テオ・エルナンデス(ACミラン)はその代表格で、ウイング並みの突破力と得点力を持ち併せており、前者は高い技術、後者は圧倒的な推進力で違いを作り出します。
また内に入りフィニッシュに絡むのも得意としており、チームによってはウイング起用も考えられる選手ではあります。(両者とも所属クラブの同サイドにワールドクラスのウイングを揃えています。)
ただ反面攻撃に注力するあまり守備時に戻れないことや守備自体が軽い部分があり、起用にはかなりリスクが伴う選手でもあります。
ただ過去にはウイングにコンバートされ世界的な選手になったベイルもこのタイプの選手であったので将来的なウイング起用も待たれる所です。
では
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