今回は阪神タイガースvs巨人戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 2-6 巨人 ●アルカンタラ 1勝1敗
阪神 2-1 巨人 ○ウィルカーソン 3勝2敗 岩崎 1勝1敗6S
阪神 4-0 巨人 ○伊藤将 1勝1敗
17勝 29敗 1分 144得点 147失点 6位
①記録も途絶えミスが目立つ不甲斐ない試合
先発は青柳投手。3回に2アウト2塁のピンチを招きますが切り抜けると、安定した投球でアウトを積み重ねていきます。しかし6回1アウト2,3塁のピンチを招くと、岡本選手に2点タイムリーを打たれ先制点を奪われます。
一方打線は巨人先発戸郷投手の前にチャンスは6回のみと沈黙しますが、8回1アウト2、3塁のチャンスを作ります。しかし長坂投手は三振、近本選手は凡退と点には続きません。
それでも9回佐藤輝選手がヒットで出塁すると、続く大山選手が2アウト2ストライクから起死回生の同点弾を放ち試合を振出しに戻します。
しかし12回、アルカンタラ投手が中野選手のエラーと死球でランナーを貯め立岡選手にタイムリーを浴び勝ち越しを許すと、続く渡邊投手も打たれ3失点記録が途絶えズルズルと4失点。劇的な展開ながら最後は、記録も途絶えミスが目立つ不甲斐ない試合となりました。
②めちゃめちゃしびれた試合
先発はウィルカーソン投手。初回近本選手がヒット&盗塁で1アウト2塁のチャンスを作りマルテ選手がすかさずタイムリーで1点を先制すると、2回にノーアウト1、3塁のチャンスから長坂選手のセーフティスクイズが決まり追加点を決めます。
ウィルカーソン投手は来日最高とも言える投球を見せ、巨人打線に2塁を踏ませない投球を続けると来日最長の7回3安打無失点の好投。
8回には長坂選手の盗塁阻止もありこのまま試合を終えると思われましたが、9回守護神の岩崎投手が連打を浴びるとウォーカー選手にタイムリーを浴び1点差。さらに2アウトながら満塁のピンチを迎えるも北村選手を打ち取り試合終了。
長坂選手がヒーローインタビューで連呼していようにめちゃめちゃしびれた試合となりました。
③プロ初完封と100盗塁
先発は久しぶりの伊藤将投手。初回2アウト2塁のピンチを逃れますがその裏、ノーアウト1,2塁のチャンスを作りますが先制点を挙げられません。
しかし2回巨人先発高橋投手の制球が乱れて1アウト満塁のチャンスを得ると、近本選手のタイムリーで先制点を挙げます。更に2アウト満塁から大山選手が2点タイムリーを放つと、佐藤輝選手の内野安打で一挙4点を挙げます。
伊藤将投手は3回、5回とピンチを招くも打たせて取る投球で切り抜けると、7回には近本選手が通算100盗塁を達成。9回には2アウト1,3塁のピンチを迎えますが中田選手の当たりはセンターフライ。伊藤将投手はプロ初完封を挙げ、記録にも記憶にものこる試合となりました。
総評
カード勝ち越し&巨人戦ということで、いい形で交流戦に臨むことが出来ました。特に伊藤将投手の復帰は大きく、西、西純、ガンケル、青柳、ウィルカーソン、伊藤将投手という固いローテーションを組むことが出来ており、岩崎投手の状態以外は問題ない状況にあります。(それが一番懸念材料でもありますが、、、。)
そして打線ですが、タイムリーが出始めたことで復調の兆しを見せていると思われます。ただ個々の調子が戻ってきただけでチャンスを逃す場面も多く、まだまだ本調子とは言えません。ただ長坂選手の復調は大きな収穫でウィルカーソン投手の来日最長回登板、そして伊藤将投手は完封と2試合連続で結果を残しました。また打撃でもセフティーバント、そして今季初ヒットと登り調子で、梅野選手の離脱で訪れたチャンスをしっかりと掴んでいきたい所です。
次は交流戦最初の相手先発は楽天のエース田中投手。この好投手をどう崩せるか注目です。
では
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