今回は2023年阪神タイガーズの近本光司選手について書いていきたいと思います。
今シーズンの成績
129試合 .285 8本 54点 28盗 出塁率.379 OPS.809 四死球79 三振71
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①恐るべきその対応力
近本選手の打撃はスロースタート(通称レジギガス)と早打ちが特徴的で、加入後3シーズン全てでその傾向が見られた(クリーンナップに添えられたことで粘りは見られましたが)ことでこれが彼の「型」であると勝手に思っていました。
しかし岡田監督は開幕前に四球の重要さを説き、近本選手に対してもやんわりとスロースタート改善を求めると、オープン戦で敢えて調子を落とす「独特」な調整法でシーズンを迎えます。
そして実際シーズンに入ると3,4月は打率.333、OPS1.008と打ちまくり、さらに四球は17個を記録し出塁率は.444と正に止められない存在に。
恐るべき対応力で、岡田監督のリクエストもクリア。チームの中核として開幕の快進撃の立役者となります。
②驚異的な勝負強さと死球渦
そんな中で際立ったのはその勝負強さで、得点圏打率はセリーグトップの.374。
シーズンを通して殆どの試合を1番で起用されながらもキャリアハイとなる54打点を記録していることから、彼の勝負強さ、そしてチームの下位打線がいかに機能しているかが分かります。
反面その勝負強さや彼を塁に出す事の怖さを全球団が認識したことから死球がリーグ最多の12を記録する等激増。そして7月2日の巨人戦で右わき腹に死球を受けろっ骨を骨折して離脱。驚異的な回復を見せオールスター後に復帰するも9月3日のヤクルト戦でも同じ個所に死球を受け途中交代。幸い大事には至らなかったものの、その後の対応の拙さもあり大問題に発展しました。
しかしその後も普通にプレー。流石に優勝決定後は休養などもありましたが、レギュラーシーズン終了後には自身4度目となる盗塁王、そして昨年の2倍近くとなる四球を獲得。チームのリーグ優勝の立役者となりました。
更にポストシーズンもクライマックスシリーズでは初戦にタイムリーを放ち、日本シリーズではシリーズ7戦のうち3試合で3安打以上を記録し両チームトップの.483、さらに4打点を記録する等打ちまくり日本シリーズMVPを受賞。
さらに守備率10割を記録し3年連続のゴールデングラブ賞を受賞。今や日本を代表する選手となったと言えます。
③ただただ見守るのみ
正直ここまでの結果と実績も見せられればこちらはただただ怪我だけをしないよう見守るのみ。来シーズンもリードオフマンとして大暴れしてくれそうです。
それでも欲を言うならば長打の増加。2021年以来の二桁本塁打を記録して、年々キャリアハイを記録しているOPSの更新を期待しています。
素晴らしい野球センスで岡田監督の目指す野球にも見事フィットし、結果を残した近本選手。来シーズンの活躍も楽しみです。
では
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