今回は主要欧州リーグの2022~2023シーズン、前半戦振り返りと冬の移籍情報について書いていきたいと思います。
10回目は「マンチェスターユナイテッド」です。
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基本フォーメーション
①レジェンドとの喧嘩別れも
まず前半話題をさらったのはレジェンドであるクリスティアーノ・ロナウドとの別れでした。
自身の家族の問題やコンディション不良もあり出番が減り不満を貯め込んだスーパースターは問題行動を度々起こしチームの不満分子となってしまうと、遂にはメディアを通してクラブを批判。流石にクラブ側も許容できる範囲を超えており、後日に契約解除を発表。最終的には喧嘩別れになってしまった後味の悪いものとなりました。
ただテン・ハーグ監督はそれに振り回されながらも徐々にチームの最適解を探し出し、開幕はボールを保持するサッカーを志したものの開幕2連敗を喫すると、ポゼッションに拘らないバランスを重視したサッカーに変更。
するとリサンドロ・マルティネス、カゼミーロ、エリクセン等新加入選手が輝きを放ち、さらにこれまで無かった魂を感じるプレーも増加。マンチェスターシティ相手には力の差を見せつけられるものの、リターンマッチでは見事にやり返す等2連敗後は12勝2分2敗と調子を取り戻しリーグでは好位置に付いています。
またヨーロッパリーグではソシエダと同居するも無事グループリーグ突破。しかし得失点差で2位に回るとプレーオフの相手は強豪バルセロナ。いきなり試練にぶち当たることとなりました。
②輝きを取り戻したストライカー
そんな中目立ったのはラッシュフォード。開幕当初は覇気のないプレーで批判の的になっていた背番号10番はアーセナル戦の2ゴールもあり徐々にプレーのキレを取り戻すと、中断期間を挟んでホームゲーム9試合連続得点を記録。更に中断後には7試合連続ゴールを挙げる大爆発。オフザボール等はそれ程変わってはいないもののオンザボールでの推進力、そしてフィニッシュワークは凄みが戻っており完全に復活したといってもいいでしょう。
またガルナチョはインパクトプレーヤーとして確かな活躍を披露。まだまだ波はあるもののその打開力は本物で、今後が楽しみな選手の一人となっています。
そしてショーはサイドバックだけではなくセンターバックとしても高品質なプレーを披露。怪我に泣いた昨シーズンの悔しさを晴らす活躍をしています。
③戦術に幅をもたらす存在に
ただクラブ上層部はリヴァプールに続けとクラブ売却を検討、さらに獲得が決定的とされたガクポをリヴァプールに、フェリックスをチェルシーに奪われる等、もはや心ここに無しの状態となっており、相変わらず交渉力の弱さが際立っています。
しかしここに来てW杯アルゼンチン戦で2ゴールを挙げたヴェフホルスト(ベジクタシュ)の獲得が決定。ヴォルフスブルクでの活躍が記憶に残るセンタフォワードはチームには無いポストプレイヤーであり、戦術に幅をもたらす存在になりそうです。
後はマグワイアやエランガなど出場機会を減らしている選手達をどう扱うか、リクルート面では苦しんでいるだけにテン・ハーグ監督のマネジメント力に欠ける他無さそうです。
ピッチ外では問題だらけもピッチ上では着実な積み上げを感じさせる戦いぶりを見せているマンチェスターユナイテッド。売却先も含めて今後も注目のチームとなりそうです。
では
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