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エリック・テン・ハーグ監督就任決定~大胆なビルドアップとハイプレス~【サッカー】

今回は来季からのマンチェスターユナイテッド就任が決まったエリック・テン・ハーグ監督について書いていきます。

Getty Images

経歴

テン・ハーグ監督は現役時代をトゥベンテ等で過ごし引退後、ゴー・アヘッド・イーグルスエールディビジ昇格に導きます。

その後ドイツのバイエルンアカデミー監督に就任。当時トップチーム監督に就任したグアルディオラ監督の哲学に感銘を受け多くを学ぶと、2015年に就任したユトレヒトでは彼のサッカーに似たスタイルを取り入れ、リーグ戦で5位、カップ準優勝を果たすとチームが安定した成績を残せる土台を築き上げました。

そして2017シーズンから名門アヤックスで指揮を執ることになり、2018-2019シーズンにはタディッチ、デ・ヨング(現バルセロナ)、デ・リフト(現ユベントス)等を要しリーグ戦、カップ戦だけではなくチャンピオンズリーグでも躍進。惜しくもトッテナムに大逆転での敗退を決められますが、欧州を席巻したその攻撃サッカーは瞬く間に注目を浴びます。

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また今シーズンも前半戦のリーグ戦で異次元の数字を残すインパクトのあるチーム作りを行い、チャンピオンズリーグでもダークホースとして注目されました。結果決勝トーナメント1回戦でベンフィカに敗れてしまいますがそのスタイルは評価が高く、先日来季からのマンチェスターユナイテッド監督就任が決定。今シーズンも苦しむ名門を再建する難しくともやりがいのあるポストに就く事となりました。

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①大胆なビルドアップとハイプレス

テン・ハーグ監督は大胆なビルドアップとハイプレスが特徴の監督です。

ビルドアップの引き出しが非常に多く、相手の守備や選手の特性によって使い分けられます。その為常にボールを保持し主導権を持つ戦いを行うことが出来、戦力的に劣っているアヤックスであれだけの攻撃サッカーを行うことが出来るのは、彼がしっかりボールをいかに相手陣内に運ぶかを確立させているからであると考えられます。

そしてポゼッションサッカーに不可欠なハイプレスの構築も上手い監督です。前線でコースを限定させ同サイドに追い込み、次々と選手達がマンツーマン気味に襲い掛かるハイプレスは機能性も高く、嵌れば相手チームはたちまち自陣に押し込まれ続けることとなります。

またアヤックス伝統の選手育成にも長けており、今までもデ・ヨング、デ・リフト、ファン・デ・ベーク(現エバートン)、等下部組織選手をビッグクラブに送り込み、今もフラーフェンベルフやティンバー等有望株が才能を開花させています。

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また燻っていた選手を再生させる手腕も持ち合わせており、ブリントやアレは一度キャリアを失いかけながらも彼の下で見事に復活し、活躍することが出来ています。

 

②リスクの取り方とビッグクラブでのマネジメント力

反面彼の戦い方はハイライン、ハイプレスで構成されているので常にリスクに晒されます。また「攻めて追加点を奪う」>「引いて守る」という哲学の為、大量失点を喫しての敗北や逆転負けを喫することも少なくは無く、人によっては狂気的と評されることもあります。(前述したトッテナム戦、ベンフィカ戦は典型的な負け方と言えます。)

またビッグクラブでのマネジメント力も気になる所です。

マンチェスターユナイテッドというクラブは現状世界で最も監督泣かせのクラブの一つです。

サッカーより金稼ぎが好きなオーナー陣に、実質不在のスポーツディレクター、そしてプレミアトップクラスの給与を貰い発言力も強い選手、外野から容赦なく攻撃してくるOB、そして大御所サー・アレックス・ファーガソン氏の存在。

これまでファン・ハールモウリーニョ等百戦錬磨の監督が苦労したような困難がテン・ハーグ監督に襲い掛かることは容易に予想出来、彼のマネジメント力が問われることになるでしょう。

 

②どれだけの権限を得られるか

そんな中注目すべきなのはどこまで権限を得られるかです。来シーズンは現監督であるラングニック氏がコンサルタントとしてチームに留まることが半ば決定されており、哲学が違うもの同士の補強プランのぶつかり合いが不安視されます。

恐らくテン・ハーグ監督はある程度使いこなすとは思いますが、そもそも監督の哲学に属していない選手をそもそも獲得する必要は無く、いかに監督側に補強方針を合わせるかにかかってくるかと思います。

また現有戦力の取捨選択も注目される所です。先日ラングニック監督が明言した10人程度の放出は現実的では無く、多くて4~5人に留まると思います。(そもそも選手の質はそれほど悪いとは思っていませんが、、、。)

そのため現有戦力の運用方法が気になりますが、特に注目なのはファン・デ・ベークとマグワイアで、前者はアヤックスで上手く使われていたので本領発揮が期待出来、後者はかつてのリュディガー(チェルシー)やダイアー(トッテナム)のような監督交代によるパフォーマンスの復調が期待出来ます。

いかに監督のリクエストに応えつつプランを立ててチームを強化出来るか、今まで出来ていなかったことを出来るか、ユナイテッドの組織力が試される所です。

 

例え優秀な監督を招聘してもフロントの組織が整っていないとどうしようもありません。来シーズンもユナイテッドはこれまでのように行き当たりばったりの政策を繰り返していくのか、それとも新監督と共に新しい道へ進んでいくのか、注目して見ていきたいと思います。

 

では

 

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