今回は主要欧州リーグの2022~2023シーズン、前半戦振り返りと冬の移籍情報について書いていきたいと思います。
3回目は「バルセロナ」です。
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基本フォーメーション
①大きな失望
レバンドフスキ、ハフィーニャ、クンデ等「未来を捨て、今を取る」大型補強を敢行し大きな賭けに出たバルセロナですが、残ったのは大きな失望でした。
リーグ戦では初戦をドローで終わるもその後は7連勝を果たし持ち直すものの、肝心のクラシコでは1-3で惨敗。テア・シュテーゲンの奮闘もあり辛うじて首位を守り優勝の可能性は残すものの、やや不満点が残る結果になっています。
そして何よりチャンピオンズリーグでのグループリーグ敗退が印象を悪くしており、バイエルン、インテルと同じ死の組に組み込まれたのは不運だったものの、上述した大きな痛みを伴いながらも行った補強は結果を出せず残酷な結果に。
余りにも博打要素の強いクラブの賭けは失敗に終わることとなりました。
さらに何とか慰めになりそうなヨーロッパリーグでも強豪マンチェスターユナイテッドと対峙。早々に欧州カップ戦から姿を消す可能性も出てきており、クラブは苦境に立たされています。
②個で殴り勝てない相手に対して
特に課題になっているのは5バックの崩しで、相手が5バックであるとウイングとレバンドフスキの個人技に頼り、極端に攻め手が無くなる傾向になります。
特にサイドの揺さぶりが出来ていないのが致命的となって、チャンピオンズリーグでは5バックのインテルを終ぞ崩しきることが出来ず1分1敗。
またレアルマドリード、バイエルン等、個で殴り勝てない相手に対して中々戦術的に優位性を持つことが出来ずに敗戦。何より結果よりも内容に問題があり、個の質に多くを依存するシャビ監督の采配も疑問符が持たれています。
③いかにクラブが落ち着きを取り戻し現実的なプランで運営を続けていくか
ただマルコス・アロンソがセンターバックとして起用され期待以上のパフォーマンスを見せ、さらにエリック・ガルシアやフェラン・トーレスのプレーが良化する等選手個々の成長は確実に見られ、さらにデンべレはフランス代表でも黒子に徹する等これまで見たことがない姿を見せ、今やチームの中心選手に。
反面ケシエやメンフィスを使い切れていない不満点はあるものの、マネジメント面は本当に上手く行えていると思われるので、後は欲しがり病(今冬もベルナルド・シウバをご所望らしいです。)が目立つリクルート面を改善しチーム作りを進めたい所です。
ただ長年チームに貢献を果たしたピケがシーズン中に引退を表明。さらにクラブは「至宝」であるファティに見切りを付けたのか売却リストに載せ、ケシエを僅か半年で現金化しようとする等多くの憶測が飛び交い、さらにラポルタ会長は再びスーパーリーグ構想を持ち出す等相変わらず慌ただしい状況。
いかにクラブが落ち着きを取り戻し現実的なプランで運営を続けていくか、首脳陣の判断に注目したい所です。
では
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