今回はマンチェスターユナイテッドに移籍が決まったクリスティアン・エリクセン選手について書いていきます。
今回は改訂版です。プレースタイルの成長や役割の違いを中心に書いていきます。
前回の記事はコチラ↓↓
①改めて評価されたその実力
ユーロ2020での悲劇を経てピッチに復帰したエリクセン選手ですが、復帰先のブレントフォードで躍動。そのピッチを広く見渡したような判断力とキック精度を生かし11試合に出場し1得点4アシストを記録。少ないプレー時間ながら結果を残し、改めてその実力が評価された形となりました。
そしてシーズン後は半年間の契約だった為にフリーに。ブレントフォードとの再契約や古巣であり監督も良く知っているトッテナム等複数のクラブが獲得に向けていたとの報道はありましたが、7月15日に復権を狙うマンチェスターユナイテッドに移籍。
かつて所属していたアヤックスで指揮を執っておりビジョンが似ていると評したテン・ハーグ監督の元、クラブを悩ませる負のスパイラルを断ち切る役割が期待されます。
また2022年W杯に出場するデンマーク代表に選出される為にも、高レベルのパフォーマンスが望まれます。
②ブルーノの負担軽減と期待される最高のコンビネーション
まずエリクセン選手の役割はユナイテッドの絶対的な司令塔として降臨しているブルーノ・フェルナンデスと酷似しており、お互いの良さが潰し合わないかが危惧されていますが、個人的には逆に最高のコンビになる可能性があると考えられます。
まずやや中央から左寄りにプレーするブルーノに対してエリクセンは中央から右でのプレーを得意としておりプレーエリアは被りません。しかも両選手ともサッカーIQが極めて高い選手なので組み立て、崩しの面のコンビネーション構築は難なく行えると思います。
寧ろブルーノと共存することでマークが分散、そして役割を分けることが出来るので組み立て、崩しを一手に受けていた彼の負担軽減に繋がり、前述した共有力の高さから、もしかするとシーズン後にはプレミア最高のコンビと評されてもおかしくないポテンシャルは持っています。
③ユナイテッドを変えられる存在に
またプレシーズンでもブルーノと同時起用されている時間帯があり、テン・ハーグ監督の頭に確かに共存するプランがあるのは嬉しい所です。
そして彼の加入で、既存のサンチョ、ラッシュフォード、エランガ、メイブリ、ガルナチョに加えてファン・デ・ベーク、ぺリストリ、タヒス・チョン等レンタルから戻ってきた選手もおりポテンシャルだけならプレミアリーグ屈指の2列目となっています。
そんな中チームを繋ぎ生かす役割を託されたエリクセン選手。かつてトッテナムでそのゲームメイク力を存分に発揮した実績は確かで(トッテナムが彼が移籍後相当ビルドアップやチャンスメイクに苦しんでいたことでもその偉大さが分かります。)、同じような悩みを抱えているユナイテッドに与えてくれるものは大きいと思われます。
実際開幕戦では前半は慣れない0トップで苦しみましたが、後半はアンカーの位置に配置され、存分にゲームメイクのセンスを見せてくれました。
テン・ハーグ監督と共にユナイテッドを変えられる存在として迎え入れられたエリクセン選手。今後もその活躍に注目していきたいです。
では
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