悪夢の2連敗の後3連勝を果たし立ち直りを見せているユナイテッド、対するはリーグ戦目下5連勝中のアーセナル。共に勢いに乗っているだけに熱い戦いが気になります。
ということで先日行われたマンチェスターユナイテッドvsアーセナルの感想です。
両チームのスタメン&結果
前半
ユナイテッドは新加入のアントニーを加えた守備4-4-1-1の4-2-3-1、対するアーセナルは負傷したトーマスに代わりロコンガを起用した守備4-4-1-1の4-2-3-1を採用していました。
試合はユナイテッドが激しいハイプレスでボールを強襲。主導権を握っていますがアーセナルは落ち着いて対応すると、ウーデゴールのボール奪取からマルティネッリのゴールが生まれます。しかしファウルで取り消されると、ビルドアップ時にロコンガが上手くポジションが取れずビルドアップが停滞します。
するとユナイテッドが素早い揺さぶりから最後はアントニーが決め移籍後初ゴールを挙げると、そのままユナイテッド優位のまま前半を終えます。
後半
後半ユナイテッドはブロック守備からのカウンターを伺う戦術に切り替えアーセナルを迎え撃ちますが、ジェズスが粘って落としたボールをサカが蹴り込んで同点ゴールを奪い、さらに攻勢をかけていきます。
しかしエリクセンが起点となりブルーノが放ったロングスルーパスに抜け出したラッシュフォードが見事決めユナイテッドが勝ち越し点を決めると、3人替えを行ったアーセナルをあざ笑うかのように抜け出したエリクセンのパスを、再びラッシュフォードが押し込み追加点を与えます。
最後はマグワイア、カゼミーロを投入し試合を締めにかかり無事完遂。ユナイテッドがBIG6相手に2連勝し、リーグ戦4連勝を果たしました。
総評
ユナイテッドは開幕当初の惨状から見事に上昇気流に登ったとも言えます。
元々ユナイテッドが得意としている戦い方(ブロック守備からのロングカウンター)を行いながらもハイプレスを組み合わせ主導権を完全に握らせない戦い方を披露。正にユナイテッドにとっては理想的なチーム作りとなっており、テン・ハーグ監督は素晴らしい働きをしていると言えます。またピンチを逃れた時の気迫のこもったハイタッチや抱擁は近年には見られなかったもので、クラブの雰囲気は確実に変わったと言えます。
特にエリクセンは決定的なプレーを連発し。全ての得点に絡む圧巻の活躍でチームを勝利に導きました。ブルーノとの連携も日に日に高まっており、リーグ最高のコンビも結成の日も近いでしょう。またラッシュフォードはこの試合彼ができうる最高のパフォーマンスを披露。この試合をきっかけに自信を取り戻すことを願います。
ビルドアップ面やカゼミーロ、ロナウドの組み込みなどまだまだ課題はありますが、このまま順調にいくと近年にはなかった組織として機能した素晴らしいチームが出来上がるでしょう。
一方アーセナルは最後まで強化出来なかったセンターハーフが見事にウィークポイントとなってしまいました。この試合スタメンで使われたロコンガは昨シーズンよりは随分成長はしたもののとてもビッグマッチで使えるような強度と判断力を備えておらず、トーマス不在を大きく感じることに。特に責任感の無いプレーが目立っているのが気がかりで、中核になり得るポジションなだけに今後の起用法が気になる点です。個人的にはホワイトorジンチェンコ起用を試して欲しいです。
そんな中でもジェズスは好調を維持し、サカは崩しの切り札として機能。彼らの活躍が今後も肝になりそうです。
首位チームを叩き順調に名門復権の道を進んでいるユナイテッド。今後も楽しみなチームです。
では
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