今回は阪神タイガースvs巨人戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 6-3 巨人 ○青柳 12勝1敗 岩崎 1勝3敗23S
阪神 2-1 巨人 ○伊藤将 8勝2敗 岩崎 1勝3敗24S
阪神 0-7 巨人 ●ウィルカーソン 5勝5敗
50勝 48敗 2分 343得点 282失点 2位
①ミス連発でも何とか勝ちを拾った試合
先発は目下8連勝中の青柳投手。2回大山選手の本塁打、3回には2アウト3塁のチャンスに島田選手のタイムリーで2点を先制します。
青柳投手は3回まで無安打に抑えますが、4回死球とヒットを打たれノーアウト1,3塁から丸選手にタイムリーを打たれると、次の岡本選手の打席では牽制でのタッチミス、暴投、ホームへのカバー位置ミスなど度重なるミスで逆転を許します。しかしその後の打者をしっかり抑え粘りを見せると、6回1アウト2塁から先程ミスをした佐藤輝選手が帳消しにする同点タイムリーを放つと、7回1アウト2、3塁から代打北条選手が勝ち越しの犠牲フライを挙げ勝ち越し。
投げては浜地、湯浅投手が7,8回をしっかり抑えると、9回には梅野選手が2点タイムリーを挙げダメ押し。最後は岩崎投手が締めゲームセット。ミス連発でも何とか勝ちを拾った試合となり、青柳投手は2003年の井川投手以来の9連勝を果たしました。
②お互い譲らない投手戦を制する
先発は巨人戦2試合連続完封中の伊藤将投手。巨人先発戸郷投手(こちらも対阪神17イニング無失点中です。)と1,2回とお互い譲らない展開になりますが、3回2アウト2塁のチャンスを作ると中野選手のタイムリーで先制点を挙げます。さらに5回梅野選手に本塁打が出て2点差に広げます。
伊藤将投手投手は5回にピンチを迎えるも抑えますが、6回吉川選手に一発を浴び1点差に詰められます。しかし続く浜地、湯浅、岩崎投手が見事に試合を締め、お互い譲らない投手戦を制することが出来、伊藤将投手は自身7連勝を果たしました。
③復帰登板のみがプラス材料
先発はウィルカーソン投手。初回は何とか3者凡退で終わるも、2回四球を挟んで5連打を浴び4失点でノックアウトされると、続く石井投手が押し出しを許し5点を先制されます。
一方打線は3回ノーアウト1、2塁のチャンスを逃す等、巨人先発山﨑投手の前に沈黙。
そして7回にはアルカンタラ投手、8回には及川投手がそれぞれ被弾してそのまま試合終了。島本、及川投手の復帰登板のみがプラス材料になった試合でした。
総評
手負いとも言える巨人に何とか勝ち越したものの、締まりがある試合は2戦目のみと中身が少ないカードとなりました。この戦い方や選手運用(選手に依存し過ぎた起用と勝負所での判断の甘さ)を続けると現実的にCSを見据えた方が無難であると言えます。幸い投手陣の連投管理は無理なく行えているので、このまま続けて欲しい所です。
また渡邊投手がコロナ陽性により登録抹消された左腕には及川投手、そして島本投手が復帰。特に後者は約3年ぶりの登板&0封と期待出来る内容となっており、連投は難しいものの今後の投球も注目していきたいです。
そして打線は近本選手はこの3連戦ノーヒットとやや湿り気味。佐藤輝選手もまだまだ調子を取り戻しているとは言えないので、ロドリゲス選手や復調している梅野選手の活躍が期待されます。
次は今シーズン最後のマツダスタジアムの広島戦(中止が1試合あります。)未だ1勝である鬼門のスタジアムで何とか粘りを見せたい所です。
では
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