今回は2021年阪神タイガーズの中野拓夢選手について書いていきたいと思います。
今シーズンの成績
135試合 .273 1本 36点 30盗 出塁率.321 OPS.649 四死球29 三振81
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①見事にチャンスを掴む
2020年にドラフト6位で入団。佐藤輝選手入団で霞がちでしたが、中野選手は固定出来ないセカンド、ショートのレギュラー候補として大きな期待を寄せられました。
その後オープン戦で評価を高め開幕1軍スタートを果たすと、木浪選手、北条選手の不調も合わさり4月10日にスタメン出場を果たすと守備で好プレー、翌日は猛打賞&タイムリーでヒーローインタビューを受ける等大活躍。打撃が好調であったのも大きく、8番起用でありながら打率は3割半ばをキープする等申し分のない働きを披露。またまだ粗削りながら守備範囲の広さ、そして俊足も目立ち首脳陣の信頼を勝ち取りレギュラーに定着することになります。
正に1チャンスをモノにし「掴み取った」レギュラーであると言えます。
②チームを象徴する高い走塁意識とアグレッシブさ
ただ流石に6月になってくると息切れ気味になりミスも増えてきますが、首脳陣の信頼は揺るがず不調でもレギュラー起用。失速が懸念されましたが、その意気を感じたのか7月には盛り返しオールスターでは見事投票1位を勝ち取ります。
後半チームが失速していく中でもコンスタントに結果を挙げていくと、盗塁を始めとする高い走塁意識やアグレッシブさで後半戦を引っ張っていく存在に。近本選手との1,2番コンビはチームの象徴となり相手に大きな脅威を与えました。しかし彼らをホームに返す存在がおらず得点力不足に陥ると、最後の巻き返しも虚しく最終戦で敗北しリーグ優勝を逃すことに。
しかし中野選手は個人では盗塁王、そして新人特別賞を受賞し、コンスタントさだけではチーム隋一の働きを見せました。
③確実性を磨き不動の存在に
新シーズンに向けてはやはり「確実性」を磨くことが必須になっています。守備範囲の広さやチャレンジは多いもののリーグ最多の17失策と確実性には問題があります。また送りバント等の小技もやや粗さが見え、新シーズンでは攻守共によりレベルアップが必要になってくるでしょう。
その為には近年阪神で流行っている複数ポジションの起用はせずに。是非ショート1本での起用をお願いしたい所です。
鳥谷選手以降定まっていないショートのポジション。是非中野選手には不動の存在となって欲しいです。
では
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