今回は2021年阪神タイガーズの伊藤将司投手について書いていきたいと思います。
今シーズンの成績
23試合 10勝7敗1H 13QS 防御率2.44 WHIP1.09 140.1回 79三振 37四死球
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①勝ち切れない投球
即戦力として阪神に入団した伊藤将投手は開幕ローテに抜擢。変則フォームから投げられる伸びがあるストレートと変化球で抑えるスタイルで凡打の山を築き挙げると、甲子園で巨人戦初登板プロ初勝利を挙げる快挙を果たすなど新人としては破格の成績を挙げます。
しかしその投球内容と反して、勝負所での四球や痛打を浴びることも多く勝利には結びつかず前半を終えて5勝5敗の五分。防御率2.70と非常に優秀ながらどうしても勝ち切れない投球が続いた前半戦でした。
②苦しい時期に素晴らしい投球を披露
後半戦に入っても内容はあるものの勝ちに結びつかない試合が続きましたが、7勝7敗で迎えた10月、中日戦で好投して8勝目を挙げると、その後広島戦に2連勝を果たし見事に球団の新人左腕としては3人目のシーズン10勝目を挙げます。
また10月13日にはプロ初の中継ぎ登板を果たしホールドを挙げ適応力の高さを示すと、クライマックスシリーズでも中継ぎとして登板し見事に0封しました。
大きかったのは制球力の成長で、四球が明らかに減り余裕のあるカウントで勝負出来たことであると思います。
結果13QSとチームが苦しい時にも素晴らしい投球を披露。新人とは思えないマウンドさばきを見せ、10月の月間MVP、そしてシーズン後には新人特別賞を受賞しました。
①勝負の2年目へ
来シーズンでも貴重な左の先発としてのローテ入りが予想されますが、来シーズンは苦しむことが予想されています。
所謂ウイニングショットが無く、さらに変則フォームも対策が進むことが考えられることと、上記のウイニングショット不足が理由で今シーズンのような中継ぎ登板は限定的なものであり長いシーズンでは使えそうもありません。また今シーズン怪我で離脱していた高橋遥投手や不振だったチェン投手、先発チャレンジをする及川投手、そしてルーキーの鈴木勇斗投手との競争もあります。
しかし今シーズン見せたように試合中での修正、そしてそのゲームメイク力は素晴らしく、来シーズンも活躍する可能性は十分あります。また地に足をつけたような落ち着きがあるのも好材料で、熱烈な阪神ファンのプレッシャーに我を失うことも無いかと思います。
新人とは思えないマウンドさばきを見せた伊藤将投手。来シーズンも先発ローテーションの一角としての活躍を期待しています。
では
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