今回は阪神タイガースvs巨人戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 4-2 巨人 ○島本 3勝2敗 岩崎 3勝1敗15S
阪神 8-5 巨人 ○桐敷 2勝 岩崎 3勝1敗16S
阪神 6-9 巨人 ●才木 5勝5敗
49勝 37敗 3分 329得点 278失点 2位
①主砲の逆転弾で横田さんに見事な勝利を
横田さんの追悼試合となった伝統の一戦。先発は西純投手。初回打線は2アウト1,2塁のチャンスから佐藤輝選手のタイムリーツーベースで先制点を挙げます。
西純投手は毎回のようにランナーを出しながらも粘りの投球を見せますが、4回に岡本選手に一発を浴び同点に追い付かれると、5回に秋広選手にタイムリーツーベースを打たれ逆転を許します。
続いて1アウト1,2塁のピンチを迎えますが大城選手の難しい打球を大山選手が素晴らしいキャッチを見せ併殺に打ち取りピンチを防ぐと、6回に1アウト1塁から大山選手が「ヨコが運んでくれた」逆転ホームランで試合をひっくり返します。
7回には同期である岩貞投手が1アウト1,2塁のピンチを迎えるも、併殺に抑えるとその裏には2アウト1,3塁のチャンスから大山選手が再びタイムリーを放ち追加点を挙げ、9回には同期の岩崎投手がしっかりと締め試合終了。
主砲の逆転弾で横田さんに見事な勝利を捧げました。
②連夜の逆転勝ちで3連勝
先発は大竹投手。初回1アウト2塁のピンチを迎えるもきっちり抑えると、2回に打線はノーアウト1,3塁のチャンスを作り、ノイジー選手が2点タイムリーツーベースを放ち2点を先制します。さらに1アウト1,3塁のチャンスを作ると大竹投手の打球が吉川選手のエラーを誘い追加点を挙げます。
大竹投手は4者連続三振等初回以外は安定した投球を続けるものの、6回に1アウト1,2塁のピンチを背負うと、梶谷、岡本、長野選手にタイムリーを打たれまさかの5失点を喫し逆転されます。
それでもその裏、代打原口選手が2アウト1,2塁のチャンスからタイムリーを放ち1点差に迫ります。そして7回に今季初のリリーフ登板で桐敷投手がピンチを招きながらも抑え勢いを付けると、その裏に1アウト1,2塁のチャンスを作り佐藤輝選手がタイムリーを放ち同点にします。
さらに坂本選手の犠牲フライで勝ち越し、そして小幡選手が左中間を真っ二つに割る2点タイムリースリーベースをはなち3点差に広げると、8回に加治屋投手、9回は岩崎投手がしっかりと抑え試合終了。
連夜の逆転勝ちで3連勝を果たしました。
③粘りは見せるものの四球とエラーが重なった失点を巻き返す事が出来ず
先発の才木投手は初回から制球に苦しみ3回に1アウト2,3塁のピンチを迎えると、秋広選手に2点タイムリーを打たれ2点を先制されます。
追いつきたい阪神はその裏中野選手のタイムリーツーベースで1点を返すと、大山選手の見事なホームランで同点に追いつきます。
しかし5回に梶谷選手に一発を浴びると、エラーと四球でランナーを貯め中田、長野選手に連続タイムリーを浴び才木投手はノックアウト。さらに吉川選手にタイムリーを打たれ6点差に広げられます。
打線は同点以降巨人先発戸郷投手に抑えられるものの、7回2アウト1,2塁から中野、森下選手が連続タイムリーを放ち一気に3点差に詰めるもその裏岡本選手にタイムリーツーベースを打たれ差は4点に。
それでも8回には佐藤輝選手が見事なホームランを打ち再び3点差とするものの、反撃はここまで。粘りは見せるものの四球とエラーが重なった失点を巻き返す事が出来ませんでした。
総評
3戦目には敗戦となったもののオールスター明けを連勝で迎えていた巨人相手に勝ち越しと良い結果となりました。ゲーム差が並んでいた広島が驚異の10連勝を記録しており首位は明け渡す事となりましたが、打線の浮上を感じるカードとなりました。
特に佐藤輝選手は5安打1本塁打3打点とやっと復調。その影響もあったのか大山選手の負担が減り2本塁打4打点4四球としっかり長打を放てており、3番の森下選手もしっかり結果を残す等主軸が好循環に。このドラ一クリーンナップがどこまで結果を残し続ける事になるのか今から楽しみでなりません。
ただ投手陣は大竹、才木投手が共にノックアウトとここに来て疲れを見せています。共に苦しい時期(接戦が多い)でもしっかり投げ切ってもらった時期が長かったので、ここは打線に任せる形で気楽に投げて欲しい所です。
次は前述したように絶好調の広島戦。何とか1勝して流れを切って欲しいです。
では
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