今回は阪神タイガースvs巨人、ヤクルト戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 4-3 巨人 ○及川 3勝1敗 岩崎 3勝2敗33S
阪神 3-5 巨人 ●青柳 8勝5敗
阪神 中止 ヤクルト
阪神 9-3 ヤクルト ○大竹 12勝2敗
83勝 48敗 4分 536得点 398失点 1位
①記録づくめの逆転勝利
先発は伊藤将投手。初回1アウト3塁のピンチを背負うと、セカンドゴロの間に1点を先制されます。さらに2回も2アウト1,3塁のピンチを背負う等、中々リズムを作れずにいます。
しかし2回に打線は1アウト2,3塁から坂本選手のショートゴロの間に同点に追いつくと、3回に近本選手が63年ぶりの12本目の3塁打を放ち、中野選手がタイムリーで返し逆転に成功します。
伊藤将投手2回以降ランナーを出しながらも粘りの投球を6回まで続け自身初の規定投球回数をクリアするも、7回に丸選手に一発を浴び同点に追い付かれると、1アウト3塁から梶谷選手のセカンドゴロの間に1点を追加され逆転を許します。
しかし8回、巨人3番手菊池投手を攻め2アウト2,3塁のチャンスを作ると、ノイジー選手が試合をひっくり返す2点タイムリーで再逆転に成功。9回は岩崎投手がしっかり抑えリーグ単独トップの33セーブ目を記録し勝利。
この勝利で球団最多の対巨人戦18勝、木浪選手もこの試合で初の規定打席到達を果たす等、記録づくめの逆転勝利を果たしました。
②最終回の猛攻が記憶に残る試合
先発は青柳投手。打線は初回近本選手が新人から5年間の累計安打数新記録達成を果たすヒットで1アウト1,3塁のチャンスを作るも得点には至らなず、巨人先発赤星投手を乗らせることになります。
青柳投手は四球こそあるものの5回まで1安打の好投を見せますが、6回に捕まり2アウト1,2塁のピンチを背負うと丸選手にタイムリーを打たれ失点。さらに代打の大城選手にはまさかのグランドスラムを許し一挙5失点でノックアウトします。
打線も結局赤星投手に8回を投げられ完封負けが濃厚になりますが、9回復帰した大勢投手から代打ミエセス選手がソローホームランで1点を返すと、大山選手がツーベースで繋ぐと佐藤輝選手がツーランを放ちたちまち2点差に。
最後は「天敵」中川投手に抑えられるも、最終回の猛攻が記憶に残る試合となりました。
③決めて欲しい人が決めた試合
試合開始前には高津監督が岡田監督に謝罪し和解、遺恨を残さず行われた試合。
先発は大竹投手。初回打線はノーアウト2塁のチャンスを作ると、中野選手のタイムリーで先制点を挙げ、さらに2アウト3塁からヤクルト先発ロドリゲス投手の暴投で追加点。そしてノイジー選手の2ランで初回に一挙4点を先制します。
さらに3回にはノーアウト2,3塁から大山選手のタイムリー、その後満塁のチャンスから大竹投手がジエンゴとなるタイムリーを放ち2点を追加します。
4回にもエラーが絡んだ得点を挙げ7点差になるも、その裏に村上選手に2ランを浴び2点を返されます。
しかしその後も大竹投手が好投を続けると、8回にノイジー選手がこの日3打点目になるタイムリーを放ちます。
その裏塩見選手に1発を浴びるも大竹投手は移籍後最多の123球8回3失点の好投で最高勝率も狙える12勝目。最多安打争いの中野選手が3安打猛打賞の活躍、ノイジー選手が生き残りとなる3打点を記録する等決めて欲しい人が決めた試合となりました。
総評
この連戦で注目されるのはやはりヤクルト戦。前回大きな遺恨を残したカードでしたが高津監督と岡田監督は試合前にがっちり笑顔で握手して和解。これで今後問題となっている球団の対応も考え直してくれればいいかと思います。
そしてタイトル争いも白熱しており、
・近本選手が盗塁王を独走
・大山選手は最高勝率首位を維持
・中野選手はトップと1本差となる156安打を記録
・大竹投手は東投手(DeNA)次第ではあるが最高勝率まであと1勝
・岩崎投手がリーグトップの33セーブ
と、このカードでも進展が見られました。
次は中日戦。この試合先発予定の才木投手は二桁勝利も可能な状況なので、好投を期待しています。
では
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