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再評価される監督 ACミラン ピオリ監督~自身を信じてくれたフロント陣の存在~【サッカー】

今回は再評価される監督について書いていきます。


第2回目は「ACミラン ピオリ監督」です。

Getty Images

経歴(~フィオレンティーナまで)

ステファノ・ピオリ監督はパルマキエーボパレルモ等のチームで指揮し、2011年に率いたボローニャでチームを近年最高の9位に導く采配を披露。特にディ・バイオディアマンティガストン・ラミレスの3トップは猛威を振るいました。

しかし中小クラブの宿命か選手の引き抜きが行われ、翌シーズンはジラルディーノの活躍で何とか中位でフィニッシュするも、2013-2014シーズンには成績不振で解任されます。その後ラツィオではクローゼ、カントレーバ等を擁した攻撃陣の頑張りで3位に位置するも翌年に成績不振で解任、インテルでもフランク・デ・ブール監督解任後ガタガタだったチームを立て直すものの終盤で失速し結局7位に終わり辞任します。

フィオレンティーナではキエーザシメオネ、ヴェルトゥ等タレントは揃っていましたが中位からは抜け出せず、2019-2020シーズン途中に辞任。

これまで数々のチームを渡り歩き、攻守のバランス取りをベースとしながら選手の能力を最大限に引き出す役割を与える指導は評価を得たものの、終盤戦での失速、そして継続性の無さがネックとなり監督としての実績は積めずにいました。

そんな中ジャンパオロ監督が成績不振で解任されたACミランの監督に就任。これまでの監督の実績を考えるとあくまで繋ぎとしての登用であったと誰もが思っていました。

 

①劇的に状況を変えた大ベテランの活躍

実際就任当初から中々波に乗り切らず、一時期は途中解任の話が出る等チームは低迷していました。しかしかつてミランスクデットに導いたレジェンドの復帰がチームを劇的に変えました。

ズラタン・イブラヒモビッチ、8年ぶりの復帰となった大ベテランは周囲の懐疑論を他所に決定的な活躍を連発。途中加入にも関わらず二桁得点を挙げる活躍(セリエA史上最年長記録)を果たすと、確固たるを得たチームは躍進し無敗を維持。何とか6位に食い込みシーズンを終えます。

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オフはラングニック氏(現マンチェスターユナイテッド監督)就任が囁かれる中、契約を延長。経営陣からの信頼を得て望んだ2020-2021シーズンは前半から絶好調で首位を快走。しかし後半からは怪我人も相次ぎ失速し2位に終わるも8シーズンぶりのチャンピオンリーグ出場権を獲得。

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そして迎えた今シーズンも怪我人に悩まされながらも堅守をベースとしたバランスの良い戦いを披露し、インテルに消化試合は1試合多いものの勝ち点差2を付けて首位に立っています。

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②自身を信じてくれたフロント陣の存在

しかしACミランの復調はピオリ監督の采配だけではありません。かつてミランバンディエラとしてチームに黄金時代を齎したマルディーニ氏は2019年からSDに就任。当初は慣れない役職であるのかミスが目立っていたものの、チームの復調と共にその手腕を遺憾なく発揮。ピオリ監督を信頼、そして監督のリクエストに合わせた合理的な選手の獲得で少ない予算の中で最大限の効果を与えました。

トナーリ、カルル、トモリ、メニャン等、現チームの主軸の獲得、そして前述したイブラヒモビッチ、ジルーなどベテラン勢も取り入れたそのリクルーティングは再建を目指すクラブのいいお手本となっています。

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自身を信じてくれたフロント陣の存在も、ピオリ監督の大きな後ろ盾となっています。

 

③ヨーロッパで勝っていくには

ただ国内はともかくヨーロッパで勝っていくにはまだまだ問題が散見しています。まずピオリ監督はブロック守備の整備は上手く攻守にバランスをもたらす采配は素晴らしいものの、攻撃やビルドアップは個に頼りがちで前線が不調だと得点力不足に陥りがちです。また柔軟性に乏しく大胆なポジションチェンジを行わず状況を打開出来ないまま敗戦することもよくあります。

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いかに戦い方に幅を持たせて、守備を固められた時に打開出来るか。いかにヨーロッパレベルの戦い方が出来るかどうかは来シーズン以降の課題となってきそうです。

 

イブラヒモビッチ獲得という嬉しいサプライズもありながら、信頼とリスペクトを受けて仕事に取り組めている状況を作ったピオリ監督。今シーズンこそは自身初のタイトルであるスクデットを勝ち取りたい所です。

 

では

 

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