今回は先日行われたDAZNの無料配信について書いていきます。
①「FAN ZONE」での無料配信
スポーツ専用のビデオ・オン・デマンド・サービスである「DAZN」は11月の日本代表戦2試合をグループ観戦を可能とする「FAN ZONE」配信を無料開放。
JFAの宮本会長とDAZNの笹本裕CEO氏が10月に話し合いを持ち、10月から「100万回パスをつないで みんなで#代表みようぜ」企画を勧め、晴れてDAZNに加入していない人たちも見ることが可能に。
近年放映権料の高騰やテレビメディアの資金不足により、W杯予選のアウェー戦では地上波で見られなくなり、遂に2次予選のシリア戦では中継なしの事態に。
そんな中本来独占配信出来るであろうDAZNの無料配信の選択は画期的な事であり、その反響に注目が集まりました。
②賛否両論が巻き起こることに
そして実際無料配信が実施されると、インドネシア戦でDAZNの史上最多視聴者数を記録し、中国戦では更に更新される事に。無料であることのお得さは勿論あるもののかなりの反響を得たと思います。
しかしその一方、ゲストを招いたことによる弊害(アイドルや芸人を呼んだことによる雑談ベースの解説)や画面の見にくさ、そして遅延問題等、その配信方法や構成に賛否両論が巻き起こることに。多くの人が見れることによる問題が発生しています。
③「見て貰う」事が全て
ただ個人的には良くも悪くも多くの人に「見て貰う」事は、サッカーというスポーツにおいて重要なことであると思います。
近年W杯のような大きな大会でも地上波では全試合が行われない状況で、ABEMAに頼ることで何とか日本で見ることが出来ていました。
また上波のスポーツニュースでも話題は手軽に数字が取れるメジャーの大谷翔平選手がメインで、プロ野球はダイジェストのみ。更にサッカーに関しては国内リーグであるJリーグでもダイジェストすら流れない状況であり、いくら三笘選手や久保選手が活躍しても大谷選手の練習風景に負けるのが現状です。
そんな中JFAが動いてくれたのは大きく、DAZN側も今後はブラッシュアップ出来る事が期待されます。
正直今の状況では何より多くの人の目に留まることが全て。重要な試合だけでも良いのでサッカーに興味が無い層や経済的や状況的にサブスクを見ることが出来ない層に試合を届けられるかが、今後の課題となってきそうです。
コアなサッカーファンの方は不満は大きいと思いますが、コンテンツを先細りさせない為に必要なのはいかにライト層を取り入れ広く認知される事。サッカーというスポーツをよりメジャーにしていく為に行ったこの試みを支持し、今後もJFAやDAZNの動きに注目していこうと思います。
では
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