この試合で勝利し独走したいインテルと止めたいミラン。熱い戦いになりそうです。
ということで先日行われたインテルvsACミランの感想です。
両チームのスタメン&結果
前半
インテルは守備5-3-2の3-5-2、対するミランはケシエがブロゾビッチを押さえ同サイド圧縮の守備4-4-1-1の4-2-3-1を採用していました。
試合はジェコとブロゾビッチが激しく上下動し中盤で数的優位を作るインテルがボールを保持します。ミランは中盤に動きの連動性が無く、ダブルボランチが横並びになってしまうことでマークのズレを作れず、さらにケシエが怪我明けかブロゾビッチに翻弄されてしまう形になりビルドアップに苦心します。
それでもインテルの猛攻をメニャンのスーパーセーブで防ぎ何とか耐えますが、コーナーキックからペリシッチがダイレクトで流し込みインテルが先制点を挙げます。
そのままスコアは動かず前半を終えます。
後半
後半ミランはメシアスを投入し打開を試み、トナーリが高い位置を取ることで試合を支配し始めるとミドルシュート等でチャンスを作り始めます。
そしてブラヒム・ディアスを投入すると状況は一気に変わり、彼が低い位置でボールを受けることで数的優位が完全に解消。インテルを押し込むことになります。
インテルもサンチェス、ディマルコ、ビダルを投入し状況を変えようとしますが、ミランは高い位置からのショートカウンターからジルーがゴールを挙げ同点に追いつくと、さらにその僅か3分後にジルーの素晴らしい反転からのゴールでミランが逆転。
追いつきたいインテルはダルミアン、ベシーノを投入しパワープレーを仕掛けるもテオの捨て身のタックルもありそのまま試合終了。ミランが会心の勝利を挙げました。
総評
インテルにとっては28試合ぶりのホーム敗北(ミランにとってもホームなのですが)、逆転負けとショッキングな敗北となりました。前半は完全に試合を支配していただけにメニャンのセーブに阻まれたのは大きかったと思います。
その代償は大きく後半は修正出来ないまま、僅か3分の内に逆転を許すことに。これに関しては相手を称える他はありませんので上手く気持ちを切り替えて欲しい所です。
この試合での敗北はいかに後に引きずらないかが大事で、(ダービーでの敗北でその後の流れが変わることはよくあることです。)インザーギ監督のマネジメント面が問われる所です。
一方ミランは選手交代により流れを引き寄せ会心の逆転勝利を挙げました。
特にこの試合で輝いたのはメニャン。大量失点を喫し試合が壊れてもおかしくない状況で1失点に抑えたのは素晴らしく、文句なしにMVPであると言えます。また2ゴールを挙げたジルーはイブラヒモビッチ抜きでもビッグゲームで勝てることを証明。周囲を黙らせることに成功しました。(正直イブラヒモビッチ依存は既に解消されています。)
この勢いままインテルにプレッシャーをかけ続けて欲しい所です。
試合自体もかなり熱く正に「首位攻防戦」を感じる1戦。やはりミラノ勢が上位にいないとリーグは盛り上がりませんね。
では
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