アストンビラ、バルセロナに敗北するも前節ベンフィカに勝利し立て直しを見せたバイエルンと、厳しい組み合わせに苦しみアーセナル、アトレティコ戦と強豪相手との試合を落としているパリ。共に好調とは言えない中、リーグフェーズ後半戦に向けて良いスタートを切りたい試合となっています。
ということで先日行われたチャンピオンズリーグリーグフェーズ第5節、バイエルンvsパリSGの感想です。
ハイライトはコチラ↓↓
両チームのスタメン&結果
前半
バイエルンは守備4-4-1-1の4-2-3-1、対するパリはバルコラとデンべレを2トップにする4-4-2を採用していました。
試合はバイエルンがボールを保持し、瞬間的な剥がしやサイドバックの裏へのフィードでチャンスを作っていきます。一方パリは前線からのハイプレスからのショートカウンターで応戦。ムシアラ、デンべレが決定機を迎えるもGKや相手DFに阻まれゴールは奪えず激しい攻防が展開されていきます。
そんな中バイエルンはコーナーキックからの混戦からGKサフォノフが弾いたボールをキム・ミンジェが頭で押し込み先制点。その後もコマンが決定機を作る等バイエルンが優勢になったまま前半を終えます。
後半
後半同点に追いつきたいパリは攻勢に出ますが、デンべレがシュートのこぼれ球を即時奪回しようとスライディングを試みるもアルフォンソ・デイビスの足に当たり、2枚目のイエローカードを受け退場処分に。
崩しの切り札を失ったパリはバイエルンに再び押し込まれるも追加点は許さずにはいますが、この試合のメインの戦略であったハイプレスを敢行できないパリは攻め手に欠け、可能性を感じるのはセットプレーのみ。最後まで盛り返す事が出来ずそのまま試合終了。
バイエルンがチャンピオンズリーグ連勝を果たし、決勝トーナメントストレートインに前進しました。
総評
バイエルンは上手く試合をコントロールしながら勝利。前半は激しい攻防を見せるものの、後半は相手の退場はあったものの試合を支配しました。特にキム・ミンジェは決勝点に併せて無謀なパスやチャレンジを封印。しっかり相手を見た守備で的確な守備を見せており自慢の身体能力を存分に披露。正確なキックで何度も起点になったキミッヒ。ビルドアップの逃げ所として素晴らしい働きを見せたノイアーと共に勝利の立役者となりました。
一方パリは後半早々に退場者が出て、ハイプレスからのショートカウンターという戦略が出来なくなり修正もままならずに敗北。特にデンべレは攻守共に効いていただけに非常に勿体ない退場となりました。
ただプレスバックの守備の緩さがあるバルコラ、デンべレを同時起用する為には2トップが最適とは言え、起点が全く作れなかったのも問題に。守備意識を高めるかゴンサロ・ラモスやコロ・ムアニと共に2トップを組んでいくのか、チャンピオンズリーグを戦うにおいて武器が少なすぎるのが問題である為に、ルイス・エンリケ監督の選択に注目です。
相手の退場はあったものの激しい攻防を制し勝利したバイエルン。今後の戦いぶりにも注目です。
では
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