リーグフェーズ唯一の4連勝を果たしており絶好調のリヴァプールと、怪我人続出や組織作りに手間取り中々本調子の出ないレアルマドリード。リヴァプールはホームアンフィールドということもあり近年勝っていない相手に勝つチャンスでもあるので、その戦いぶりに注目です。
ということで先日行われたチャンピオンズリーグリーグフェーズ第5節、リヴァプールvsレアルマドリードの感想です。
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両チームのスタメン&結果
前半
リヴァプールは守備4-4-1-1の4-3-3、対するマドリーは4-4-2を採用していました。
試合は共にでチャンスを伺う形になり、リヴァプールは開始早々にヌニェスのシュートでゴールを脅かすもラウール・アセンシオの寸前のクリアもあり得点には至りません。
それでもリヴァプールはロバートソンがスイッチャーとなるビルドアップでボールを保持。ヌニェスが至近距離のシュートを放つもクルトワがセーブ、さらにマック・アリスターのパスから決定機を迎える等次々とチャンスを作っていきますが、中々先制点を挙げられずにいます。
一方マドリーは2トップのディアスとエンバぺが共にサイドアタッカー気質の強い選手である為度々中央に人がいない現象が発生。攻撃はカウンターからの個人技に限定されスコアレスのまま前半を終えます。
後半
後半も同様リヴァプールペースで試合が進んでいくと、マック・アリスターがボックス正面でボールを持ちブラッドリーとワンツーでペナルティエリアに侵入。右足から放たれたグラウンダー性のシュートが見事にゴールに吸い込まれ遂に先制点を挙げます。
追いつきたいマドリーですがカマヴィンガが負傷交代するアクシデントが発生。それでもサイドを揺さぶりモドリッチのサイドチェンジのパスを受けたルーカス・バスケスがロバートソンに倒されPKを獲得。同点のチャンスを得ますが、エンバぺのシュートをケレハーが見事にストップ。勢いを削がれると、サラーのPK失敗もありましたがショートコーナーからのロバートソンのクロスを途中出場のガクポが見事に頭で合わせ追加点。
そのまま試合は終了し、リヴァプールはリーグフェーズ5連勝を達成し、突破1番乗りを果たしました。
総評
リヴァプールは前半中々得点を挙げられずにいるも後半に2得点を決め勝利。長年勝てなかった苦手意識を少しでも和らげる試合となりました。
この試合輝いたのはケレハーとマック・アリスター。前者は同点に追いつかれるPKを見事にストップし、終始安定したパフォーマンスを披露。先制点を挙げ、尚且つ攻守において気の利いたプレーを連発した後者と共に勝利の立役者となりました。
一方マドリーは今シーズンの不調を体現するような出来。2トップがサイドに開き中央がが空いてしまうと、起点を失ったチームは個人技に走るばかり。さらにプレスがかかっていないので安易にボールを前進させることを許しました。
正直ビッグセーブを連発したクルトワがいなければ大敗も考えられた出来であり、攻守に強度をもたらしていたカマヴィンガの長期離脱が決まればチーム崩壊も考えられる程。前回王者は窮地に立たされたと言えます。
長年のトラウマを和らげる勝利で、リーグフェーズ突破を決めたリヴァプール。今後の戦いも注目です。
では
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