きちのうすめ雑記

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中堅クラブから抜け出せないエバートン~目立つ長期プランの欠如~【サッカー】

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今回はラファエル・ベニテス監督を解任したエバートンについて書いていきたいと思います。

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Getty Images

エバートンは1980年代にはライバルリヴァプールと共に強豪クラブとして、イングランドフットボール界に君臨していましたが、プレミアリーグ創設後に獲得したタイトルはFAカップただ一つ。順位も二桁が定位置になっていました。

モイーズ監督(現ウェストハム監督)の長期政権時にはトップクラブに挑戦するチャンスはあったものの財政難などもあり殻は突き破れず、未だに「中堅クラブ」の域から抜け出していません。

 

①招聘自体が疑問だったベニテス監督

今シーズンのエバートンは開幕前から激震が走っていました。長期政権を望んでいたアンチェロッティ監督がレアルマドリード監督に電撃的に就任し、クラブは後任探しを余儀なくされます。

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しかしそこで選んだのはラファエル・ベニテス監督。かつてエバートンのライバルであるリヴァプールチャンピオンズリーグ優勝等素晴らしい実績を残して「いた」監督ですが、近年はインテルナポリチェルシーレアルマドリードニューカッスルに渡り歩くも戦術のアップデートが出来ておらず、目立った実績を残すことが出来ていませんでした。

そんな中でのエバートン就任は、ライバルチームでの監督経験、そして近年の成績も合わせてチャンピオンズリーグ出場権を目指すクラブにとってベストな選択肢かどうかは疑問符が付き、個人的にも余り注目はしていませんでした。実際開幕こそ調子は良かったものの、行っているサッカーは豪華な攻撃陣を要しながら守備を固めてのカウンター。戦術のアップデートは見ることは出来ませんでした。

 

②中心選手を手放して監督を解任する愚行

さらに3試合連続ゴールを挙げていたカルバート・ルーウィンが怪我で長欠すると、スコアラーを失ったチームは勢いを完全に失い、勝利から見放されます。さらに守備の主力であったミナも怪我を失い自慢の守備戦術が機能しなくなると、ベニテス監督と対立した主力選手のディーニュが試合から干されます。

順位も降格圏に落ちる等成績も急落。8試合未勝利やマージサイドダービーでの大敗もあり1月16日にベニテス監督は解任。アーセナル戦の勝利やチェルシー戦での引分など僅かながらの功績を残してチームを追われることとなりました。

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ただ前述したディーニュは結局アストンビラに移籍。クラブは中心選手を手放して監督を解任するという移籍金以外何も残らない愚行を犯したと言えます。

 

③目立つ長期プランの欠如

斬点監督にはかつてのレジェンドで過去にも監督を勤めたことがあるダンカン・ファーガソン氏が担う事になりましたが、後任監督選びもよりにもよって「現」ベルギー代表のマルティネス監督に接触して協会に兼任を却下される等、上手く行われていません。

また他監督候補であるランパード氏やルーニー氏も所謂「レジェンド枠」で、降格圏に落ちている現状況を打開するとは思えず、(仮に就任させるならシーズン前が望ましいと思います。)その行き当たりばったりの強化策はクラブの「長期プランの欠如」を目立たたせることとなっています。

 

昨年世界17位とBIG6に次いでの売り上げを誇るエバートン。各ポジションに代表クラスは多数揃えており、魅力的なサッカーを魅せられるポテンシャルは十分あるので、お金だけでは無く勝ち点を稼ぐ戦略をどう確立させるか、モシリオーナー含めフロント陣の判断に注目です。

個人的には下手に新監督を呼んで混乱を起こすよりはダンカン・ファーガソン氏に任せて残留を勝ち取ることに専念した方がいいのではないかと思いますが、、、。

 

では

 

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