今回は2024年阪神タイガーズの桐敷拓馬投手について書いていきたいと思います。
今シーズンの成績
70試合 3勝1敗40H 防御率1.79 WHIP1.01 65.1回 60三振 18四死球
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①「切り札」から「軸」へ
昨シーズン後半戦に大車輪の活躍を果たし、見事「切り札」としてリーグ優勝や日本一に大きく貢献した桐敷投手ですが、今シーズンは本格的にセットアッパーとして起用され、大事な7,8回を抑える重要な役割を任せられることになります。
また島本投手や加治屋投手、岩貞投手等昨シーズンの中継ぎの主力投手が不振で1軍出場がままならない中、岩崎、ゲラ投手、そして5月に昇格した石井投手と共にチームの「軸」として不可欠な存在として君臨。極端な投高打低で接戦が多くなるも、粘りの投球を見せホールドを積み重ねていきます。
②1年間をしっかり投げ切り、タイトルも獲得
しかし中継ぎ陣は前述した4人以外に決め手となる投手がおらず、中々休めない状況に。所謂「スキあらば桐敷」状態で、特にオールスター明けの後半戦で、登板数が激増していく事になります。
桐敷投手自身も流石に疲れを見せており、8月は不安定な投球が続くも、見事9月には復調を果たし無失点投球を披露すると、最終的には70試合に登板。ホールドは松山投手(中日)に1つ及ばなかったものの勝利数もありホールドポイントで並び、最優秀中継ぎ投手を受賞。1年間をしっかり投げ切り、タイトルも獲得も充実のシーズンとなりました。
③来シーズンに向けて大きな不安
しかし今シーズンの70登板は、来シーズンに向けて大きな不安として残ります。
中継ぎ投手は寿命も短く、2年連続活躍するのも困難な状況。過去湯浅投手が最優秀中継ぎ投手に輝くも翌年は不振に陥り、浜地投手や今シーズンの島本投手等も継続的な活躍が出来ずにいます。
また70登板をした他チームの投手は三嶋投手や伊勢投手(DeNA)、清水投手(ヤクルト)、平井投手(西武)等がいますが、伊勢投手や平井投手は次シーズンには不振に陥り難しい時期を過ごしており、前シーズンの酷使が祟ってる形になっています。
特に伊勢投手の状況によく似ている(前年に台頭し、翌シーズンに軸になっている)為、その体への負担はかなり心配な所です。
コマ不足の中継ぎ陣で石井投手と共に奮闘した桐敷投手。来シーズンしっかりと身体のリカバリーを出来た状態で迎えられるのか、注目です。
では
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