今回は主要欧州リーグの2021~2022シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第8回目は「レアルマドリード」です。
主な加入選手
アラバ(←バイエルン)
カマヴィンガ(←レンヌ)
ダニ・セバージョス(←アーセナル)
ヨビッチ(←フランクフルト)
ベイル(←トッテナム)
主な放出選手
ヴァラン(→マンチェスターユナイテッド)
オドリオソラ(→フィオレンティーナ)
ウーデゴール(→アーセナル)
予想フォーメーション
①アンチェロッティ監督就任
昨シーズンの無冠を受けてジダン監督が退任し、かつてチャンピオンズリーグでクラブを頂点に導いたアンチェロッティ監督が就任しました。
好守のバランスの取り方が絶妙で、選手との対話を重視しながらも現実的な部分も持ち合わせた采配を見せる監督の就任は、戦術的なアプローチで上手く行かないクラブ体質に合った監督像であると思います。前回は無冠の責任を取る形で辞めましたが、MSNを要したバルセロナがルイス・エンリケ監督の元3冠を達成した年でありやや不運な所もありましたので、今シーズンの就任は期待出来ます。
②アンバランスな選手層
しかしクラブはセルヒオ・ラモス、ヴァランという近年の主力のセンターバック2人を早々に放出することになりました。前者は契約延長に間に合わず(間に合わせなかったという説もあります)、ヴァランは昨シーズン終了後から移籍を望んでいたので致し方ない部分はありましたが、代わりに獲得したのはアラバただ一人。残っているのは決してワールドクラスとは言えないミリトンとナチョ、そして不安定さが否めないバジェホとセンターバックの層の薄さが懸念となっています。
マーケット締め切りまでにクンデ(セビージャ)やパウ・トーレス(ビジャレアル)等の獲得も噂されていましたが結局は誰も獲得しませんでした。
反面ベイル、ダニ・セバージョス、ヨビッチなどレンタルから帰ってきた選手はそのままチームに留まり、中盤から前の人員は飽和気味です。クロース、モドリッチが怪我していたことにより出番はある程度得られたものの、ダニ・セバージョス、アセンシオ、マリアーノ、ロドリゴはかなり苦しい立場に立たされているといってもいいでしょう。
冬の移籍市場が開くまでにアンチェロッティ監督はこのアンバランスな選手層でどう戦い、マネジメントしていくのか注目です。
③神童が来るまでに
そして移籍市場終盤にはエンバぺ移籍が連日報道されました。結局パリ側の抵抗にあい合意には至らず持ち越しとなりましたが、来シーズンにフリーでの獲得が確実視されています。その為今シーズンは「神童」が来るまでに彼と組ませる選手達の見極めも含めたシーズンとなりそうです。
現状リーガはバルセロナが大幅弱体化し、戦力的にはアトレティコとの1強状態になっており、前述したDF面の不安もあり連覇を果たされてもおかしくない状態です。
ただ豊富なタレントを要している攻撃陣は魅力的で派手な打ち合いもあり得るかも知れませんし、CL出場権を逃す程の落ち込みは無いかと思われますので、「転換期」と捉えて将来に期待の持てるサッカーを見せてくれれば十分であると思われます。
チャンピオンズリーグも昨シーズンと同様難敵インテル、シャフタールと同居していますが、流石にマドリーを蹴落とすまでには至らないと考えられますのでベスト8に進出すれば十分合格と言えます。
守備陣の2枚看板を放出したマドリー。アンチェロッティ監督の巧みな用兵に期待したい所です。
では
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