今回はマンチェスターユナイテッドに移籍が決まったラファエル・ヴァラン選手について書いていきたいと思います。
経歴
ヴァラン選手は2002年にランスの下部組織に入団し、2010年にトップチームデビューを果たし、その試合にフル出場して完封勝利に貢献する離れ業を果たしました。
そのシーズンではプロ初得点を挙げゲームキャプテンを務める等、主力選手としてシーズンを戦いますがチームは2部に降格。オフには注目株となり2011年に約1000万€で名門レアルマドリードに移籍することとなります。
しかしやはりそこはレアルマドリードでレギュラーには怪我もあり中々定着出来ずにいますが、2012-2013シーズンのコパ・デル・レイ準決勝のバルセロナ戦では同点弾を挙げる等インパクトを残していました。
そして2014-2015シーズンからはセルヒオ・ラモスの相棒としてレギュラーに定着しチャンピオンズリーグ3連覇、リーグ2回優勝に大きく貢献します。
さらに2018年にはフランス代表としてワールドカップ制覇を果たすなど若くして多くのトロフィーを勝ち取ることになります。
しかし2020-2021シーズン終了後に新たな挑戦を求め退団を希望。様々なオファーがある中イングランドのマンチェスターユナイテッドに加入が決定し、悩める「赤い悪魔」にタイトルをもたらす救世主としての働きが期待されます。
①完成度が高いDF
ヴァラン選手は「完成度が高いDF」と言えます。セットプレーでも得点源になる高さや1対1の強さや駆け引きは勿論のこと、圧倒的なスピードを生かしたカバーリング等守備者として求められる全てを兼ね備えています。
またパスセンスも素晴らしく、縦への楔のパス、ロングフィードも難なく通すなどボール技術も非常に高いです。流石にマークを「剥がせる」までのキープ力は無いものの、ビルドアップの組み立ての中心を担う程の実力は備えており、極めて優秀なセンターバックであることがわかります。「個」の守備が求められるレアルマドリードというチームで長年レギュラーとしてプレー出来ているのも頷けます。
②リーダーシップとパーソナリティー
反面「リーダーシップとパーソナリティー」に欠けているという課題が長年付きまとっていました。レアルマドリードではセルヒオ・ラモス不在時のパフォーマンスの不安定さが際立ち、一昨年のチャンピオンズリーグでは敗退に繋がる致命的なミスを犯すなどややパーソナリティーに欠ける部分が散見されていました。
しかし2018年W杯ではウンティティと共にDFラインを支えチームリーダーとしての兆しが見えると、昨シーズンではセルヒオ・ラモス不在のDF陣を見事まとめ立て直しました。ただその兆候が見え始めた時の移籍。やや残念な所ではあります。
ヴァラン選手の移籍先はマンチェスターユナイテッド。行っているサッカーは違うものの、選手の「個の質」に重きを置くスタイルは正にイングランドの「レアルマドリード」でよく似たサッカー観を持つチームに籍を移すことになります。
またチームではマグワイアというリーダシップ溢れる選手がいる為、イングランドに慣れれば能力が発揮されやすい環境にあると思います。また若くしてW杯、チャンピオンズリーグを制覇しているため、ビッグタイトル獲得経験が少ないチームにとってはこれ以上ない経験を与えてくれそうで、ユナイテッドに欠けていた最後のピースであったと言えます。
プレミアリーグタイトル奪取の切り札として獲得されたヴァラン選手。活躍を期待しています。
では
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