今回は主要欧州リーグの2021~2022シーズン、前半戦振り返りと冬の移籍情報について書いていきたいと思います。
2回目は「レアルマドリード」です。
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基本フォーメーション
①頼れる「先輩」に支えられ
セルヒオ・ラモス、ヴァランといった昨シーズンのレギュラーセンターバックを放出。アンチェロッティ監督を迎えたものの守備陣の不安が大きかったシーズン前でしたが、アラバが即座にフィット、そしてミリトンがついに本領発揮し今やマドリーの強みとなりつつあります。
特にミリトンはアンチェロッティ監督が植え付けた連動した守備組織の構築(特に自陣)によりタスクが明確化。また頼れる「先輩」アラバに支えられ伸び伸びとプレー。自身の良さ(前に出る守備と対人の強さ、そして思い切りのよい攻撃参加)を遺憾なく発揮し今やリーガ屈指のDFへと成長しました。まだ身体能力に頼りがちな部分もあるものの判断力も良くなっており、近未来のワールドクラスへと期待が持てます。
「個」の判断力と守備能力に頼りがちだった前政権から連動した守備組織の構築へ。序盤はやや手間取っていたもののアンチェロッティ監督は流石の腕前を見せてくれたと言えます。
②次世代の「クラック」が覚醒
そして次世代の「クラック」が覚醒したのも大きいです。ヴィニシウス・ジュニオール、将来を嘱望されながらも決定力不足に難があった21歳のアタッカーは、今シーズン見違えるほどのシュート精度を引っ提げてシーズンに突入。3シーズンで僅か8ゴールに留まっていたゴール数も早くも二桁に乗せる等、飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進しています。
懸念されたエース、ベンゼマとの連携も日を追うごとに高まっており(昨年ベンゼマはヴィニシウスに苦言を放っていました。)、今やリーグ屈指のユニットとなりつつあります。ロナウド以降、ここ数シーズンパートナー不足に悩んでいたベンゼマ、そしてチームにとっても得点源が増えたことで非常に喜ばしい状況です。
この二人で何点奪うか、これから楽しみでなりません。
③余剰戦力の整理が不可欠
冬の補強では夏のエンバぺ&ハーランドのダブル獲り(!?)の為、静観を続けるかと思います。その為余剰戦力の整理が冬の課題にあります。
やはり中盤から前線に関しては人員がダブつき気味で尚且つアンチェロッティ監督がメンバーをある程度固定しているので、このままでは大きな不満分子となりかねません。
現状バックアッパーとして中盤ではバルベルデ、カマビンガ、前線ではヨビッチ、ロドリゴ、ルーカス・バスケスが起用されており他の選手は移籍の可能性は十分にあります。
ダニ・セバージョスは国内クラブ、イスコはイタリア方面、ベイル、アザールはイングランド方面の移籍が囁かれており、今冬は何人かの選手達が新天地を求めていくでしょう。
新監督の元、固い守備組織とヴィニシウスというとびっきりの「飛び道具」を手に入れたレアルマドリード。スペイン国内だけではなく欧州の舞台での躍進を期待しています。
では
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