今回はマジョルカ移籍が決定した久保建英選手について書いていきたいと思います。
①レアルマドリード残留には至らず
久保選手はヘタフェからレンタル先のレアルマドリードに帰還し、五輪で確かなインパクトを残しました。しかしアンチェロッティ監督が新たに就任したレアルマドリードでは居場所はありませんでした。
現在のレアルマドリードで久保選手がプレー出来るポジションは右ウイングと右インサイドハーフですが、右ウイングにはベイル、ルーカス・バスケス、ロドリゴ、アセンシオ、右インサイドハーフではモドリッチ、イスコ、ウーデゴールとライバルは多く十分な出場機会を得られるとは言えない状況でした。
そんな中五輪プレシーズンマッチにも出遅れた久保選手は新たなレンタル移籍先を探すこととなります。その候補にはレアル・ソシエダ、そしてかつて在籍していたマジョルカが挙がっておりその動向に注目が向けられました。
②かつての古巣へ
結果久保選手が選んだのはマジョルカでした。レアルマドリード側はヨーロッパリーグにも出場でき、より高いレベルで経験を積むことを可能とするソシエダへの移籍を望んでいましたが、久保選手は慣れ親しんだ場所であり出場機会が増えるであろうマジョルカへの移籍を選んだ形になりました。
契約期間は1年間で、昨シーズンの過ちを再び犯さない為にレアルマドリードは
・最低出場試合数の確保
・上記が行われない場合や環境に馴染めなかった場合、別のクラブに移籍させることが出来る
条項を盛り込むとのことです。
③2度の挫折を糧に
新天地のマジョルカは1昨シーズンの降格後、僅か1シーズンで1部に戻ってきました。その為マノロ・レイナやサルバ・セビージャ、そしてダニ・ロドリゲス等残留している選手も多く、久保選手にとっては入りやすい環境になるでしょう。
そんな中ライバルになり得るのは前述したダニ・ロドリゲスですが1昨シーズン後半では久保選手と共存し、素晴らしい連携を見せていましたので同時起用には問題は無さそうです。直接のライバルとなり得るのは、アントニオ・サンチェス、ムブラ、そしてラゴ・ジュニオールですが、昨シーズン右ウイングはレギュラーを定着させられなかったポジションなだけに久保選手にも大きくチャンスはありそうです。
そして監督は2年目のルイス・ガルシア監督。久保選手が昨シーズンにプレーしたヘタフェやビジャレアルで指揮を執っており(ビジャレアルは途中解任)、アジアでも指揮を執る等(中国、サウジアラビア、UAE)国際経験も豊かな監督です。
久保選手の加入も概ね歓迎しているとの話もあり(リップサービスの可能性もありますが)、スタート地点としてはまずまずといった所です。
ただ結局はピッチ上でのパフォーマンスが全て。新シーズンは五輪で多少は高めた評価を再び証明するシーズンとなりそうです。
2度の挫折を糧に再びバレアレス諸島に舞い戻った「日本の至宝」。新シーズンもそのパフォーマンスに注目していきたいです。
では
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