※ネタばれ有
今回は軌跡シリーズの主要キャラである「クロウ・アームブラスト」について書いていきたいと思います。
①ギャンブル好きのノリの良い先輩
トールズ士官学校の2年生で銀灰色の癖毛、緋色の瞳にバンダナが特徴の青年です。リィンと初めて会った際もトリックを用いて50ミラをせしめ、「ブレード」をトリスタで流行らせたり競馬に勤しむなどギャンブル好きであることがわかります。
その為様々な所に借金をしていますがノリが良く憎めない性格をしており、交友関係も広く学校では人気のある方です。
別世界では騎士としてナイトオブセブン(ゼロ)となっています。
同期生のトワ、ジョルジュ、アンゼリカとは特に仲が良く、陣容が変わり敵対することになっても互いを想う気持ちは変わらず友情が無くなることはありませんでした。
またⅦ組のメンバーとの関係も良好そのもので彼のコミュニケーション能力の高さが伺い知れます。
②シリーズのトリックスター的役割
初登場は「閃」で、当初は先輩としての登場ながら後半単位が足りなくなり一時的にⅦ組に編入されます。学院祭ではコンサート企画を立てる等驚くほどのスピードでⅦ組に溶け込み関係性を深めていきます。しかしその正体は「蒼の騎神オルディーネ」の起動者にして「帝国解放戦線」のリーダーの「C」であり、学生を隠れ蓑にしてオズボーン打倒を目指していました。終盤にて正体を暴かれるものの双刃剣での戦闘力は相当なもので、起動したばかりのヴァリマールにも格の違いを見せリィンを撃破します。
「俺の本分は《C》────学院生クロウ・アームブラストはただの“フェイク”さ」
「閃Ⅱ」では貴族連合の「蒼の騎士」として内戦に参加し、ユミルで再びリィンを撃破しパンタグリュエルへと連行します。その際に故郷ジェライに降りかかった災難、そしてオズボーン打倒の理由をリィンに話します。その後煌魔城でヴィータと共にⅦ組と対決し敗北。その後カイエン公が「緋き終焉の魔王」を呼び起こしてしまったのでⅦ組と協力しますが、攻撃を受け止める際に心臓を貫かれ仲間に看取られ死亡します。
しかし「閃Ⅲ」では本人としか思えない「蒼のジークフリード」が登場し、「閃Ⅳ」では地精によって記憶を無くし不死者となった本人であることが判明。Ⅶ組のリィン奪還作戦の際にはデュバリィと共に彼らの手助けをしました。そして相克に備えリィンと戦うも生き延びて「追加ステージ」に挑むことに。最終戦後のトゥルーエンドでは今度こそ消えるかと思いましたが、、、七の騎神によって見事に復活しました。
「創」では過去に名乗っていた「C」の調査の為に帝都でリィンと合流、クロスベルで本格参戦していくことになります。
シリーズでは「トリックスター」的役割を与えられており多くのプレイヤーを驚かせたと思われます。
③後衛もこなせる万能戦士だけれども、、、
武器は「閃」では二挺の導力銃、「閃Ⅱ」では双刃剣を使用し、「閃Ⅳ」で加入した際は戦闘時のボタン操作で2種類のスタイルを切り替えることが出来ます。
双刃剣を使用した前衛、導力銃で攻撃する後衛どちらも使える万能型で、防御面も良い為色んな場面で活躍出来る性能を誇ります。
クラフトも遅延効果がある「クリミナルエッジ」、攻撃範囲が広く駆動解除効果のある「クイックバースト」、魔法攻撃&魅了・悪夢・即死効果のある「アイ・オブ・バロール」自己強化の「デスティニーブルー」と強力で、その汎用性からもチームの軸として運用するのが望ましいです。ただオーダーがやや微妙な性能で、よく似たキャラも多い為「真・夢幻回廊」では階層が深まるにつれて運用の機会は限定的になりそうです。
新作「黎の軌跡」での登場は無いかと思いますが、後シリーズでひょっこり現れてくれそうです。
では
英雄伝説 閃の軌跡II:改 -The Erebonian Civil War-
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